会場:幕張メッセ 4~6 HALL
MACWORLD Expo/Tokyo 2000が2月16日、千葉・幕張メッセで開幕した。MACWORLD Expo/Tokyoは、その名のとおり国内最大のMacintoshの祭典だ。10周年目となる今年は、開幕を1日前倒しし、会期は4日間となり、出展者は'99年から21社増えて233社。また、来場者も昨年より1万人多い18万人と見込まれている。なお、当日入場券は2,000円。
初日の16日の幕張は快晴。11時に開演される、暫定が取れてからは国内で初となるAppleのiCEO、Steve Jobs氏の基調講演には30分以上も前から、入場を待つ長い行列ができていた。また、展示会場の方も、数多くの人たちが今や遅しとオープン待つ列に加わっていた。
会場直後のAppleのブースでは、ほとんどの展示テーブルに“何か”を期待させる黒いベールがかぶせられていた。そして、ブース中央の設けられた大型スクリーンで、Steve Jobs氏の基調講演の中継が始まると、たちまち黒山の人だかりとなった。その講演の中で、新製品が次第に明らかになっていくにしたがい、テーブルにかぶせられたベールも、順にはがされていた。
そこに現われたのは、スペックアップした「iBook」、グラファイトカラーの「iBook Special Edition」、FireWire、AirMac対応「PowerBook」、そして「Power Mac G4」の新モデルだった。Appleの新製品が、日本で明らかになることは非常にまれなので、その意味では衝撃的な基調講演となった。
なお、PC Watchでは追って各新製品の詳細、Steve Jobs氏の基調講演の詳報、会場レポートをお伝えする。
会場前には、会場を待つ人の行列ができた | アップルブースのテーブルは黒いベールでおおわれていた | 生Jobsとはいかないが、ブース内のスクリーンへの生中継も黒山の人だかりとなった |
新PowerBook。筐体は同じなので、パッと見には変化はない | キーボードはトランスルーセント | PowerBookにも、AirMacカードスロットが設けられた |
新PowerBookには、FireWireポートが2ポート装備されている | iBook Special Edition。グラファイトカラーとなっている | iBook Special Editionを閉じたところ |
iBook Special Editionのスペック。CPU、HDD、メモリがそれぞれ強化されている | Power Mac G4にも新モデルが追加された |
□MACWORLD Expo/Tokyo 2000のホームページ
http://www.idgexpo.com/MACW/
(2000年2月16日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]