司会のバラカン氏(左)とサイトのデザインを担当したPaul Davis氏(右) |
2000年2月15日 発表
連絡先:ソニースタイルカスタマーセンター
03-5793-7673
ソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社は、プレス向けに同サイトの各種サービス内容についての説明を行なった。発表会では、デレビやラジオの司会や音楽関連の原稿執筆などで知られるピーター・バラカン氏が司会をつとめ、同社社長の佐藤一雅氏と共に各種サービス内容を説明していった。ソニースタイルドットコムはソニー関連製品のeコマースを担当するサイトで、すでに2月1日からスタートしており、現在、PC関連の「VAIO Style」、AV関連の「Home Network Style(S-Works)」でVAIOやインテリア・ベイビー「ベガ」14型などを購入することができる。
ソニースタイルドットコムでは品物を販売することはもとより、販売したあとの付加価値も追求していくという。その一環として、2万円購入ごとに電話代を含むインターネット接続料金を100分間無料にするカードが同時に郵送される(ポイント制)。これには上限がなく購入すればするほど時間は増えていくという。カードには指定の電話番号のほかユーザーIDとパスワードが記入されており、次回利用時にこのIDとパスワードを利用すれば無料でインターネットを利用できるという。このサービスは日本テレコムと共同で行なわれるもので、ユーザーにじっくり商品を選んでもらうためと説明している。
また、ネット上にデジタルカメラなどの写真データを保存し、特定のコミュニティでの閲覧を可能にするサービス「デジタルピクチャーステーション」のソニースタイルドットコムでの利用も検討しているという。デジタルカメラやハンディカム購入者が一定期間無料で利用することができるようにしたり、プリントサービス、Tシャツなどへのプリントサービスなどの付加価値を検討中という。
このほかにも、サイトで購入するとき店員に相談できないとして、チャットで店員に相談できるシステムを構築するという。
同社社長の佐藤一雅氏は「買ったらそれでおしまいで良いのだろうか? 付加価値としてのサービスの提供のほか、商品の利用方法まで幅広く提案していきたいし、ユーザーの声も取り込んでいきたい」と発言。また、「インターネットを利用していない人や実際に商品を見たい人向けに東京と大阪にショウルームを作る」とインターネットだけに留まらないサービスなどのシステム構築について語った。
□ソニースタイルドットコム・ジャパンのホームページ
http://www.jp.sonystyle.com/
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(2000年2月15日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]