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　ソニー株式会社は、デスクトップVAIOのエントリーモデル「VAIO J10」を2月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後。

　単なる低価格PCではなく、VAIOらしい付加価値のあるモデルと位置づけられており、ビデオ編集などの機能が盛り込まれている。本体は、新デザインのマイクロタワー筐体にCeleron 500MHz、64MBメモリ、10GB HDD、40倍速CD-ROM、i.Link端子などを備える。チップセットはIntel 810で、ビデオは810の機能を使用しているが、サウンドは別途3Dオーディオ対応のAureal Vortex AU8810チップを搭載する。

　ディスプレイは15インチFDトリニトロンCRT管を使ったローハイト型のデザインで4ポートUSBハブ付き。なお、10キー付きのキーボードとホイール付きマウスは、本体のPS/2端子に接続される。

　OSはWindows 98 Second Edition。「DVgate Ver.2.0（DV動画取り込み）」、「Picture Gear（画像管理）」、「OpenMG Jukebox（デジタルオーディオ）」など、エントリーモデルながら、VAIOシリーズの特徴であるオリジナルソフトを装備する。また、「PostPet Ver.2.0jp（メールソフト）」をはじめとしてブラウザ、プラグインなどインターネット系ソフトが多数搭載されているのも特徴。

【主な仕様】
・CPU：Celeron 500MHz
・メモリ：64MB（最大256MB）
・HDD：10GB
・CD-ROM：40倍速
・拡張バススロット：PCI×4（空き2）
・本体サイズ：170×366×306mm（幅×奥行き×高さ）
・ディスプレイサイズ：373×425×372mm（幅×奥行き×高さ）

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-J10/

(2000年1月26日)

[Reported by date@impress.co.jp]