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ソニー、回路部を別体にした薄型TFT液晶ディスプレイ

2000年2月1日より順次発売

価格:オープンプライス

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 ソニーマーティング株式会社は、デイスプレイ部と回路部を分離した15インチTFT液晶ディスプレイ「SDM-N50」を2月1日から発売する。価格はオープンプライスとしているが、店頭予想価格は15万円前後と見込まれる。

 最大の特徴は液晶パネル(ディスプレイ部)と、回路部(メディアエンジン部)が別体になっていること。両ユニットはソニー独自のデジタル信号転送技術「GVIF(Gigabit Video Interface)」で接続される。GVIFケーブルで映像、音声に加え、電源も供給されるので、ディスプレイ部に接続されるのは直径5mmのケーブル1本だけと非常にすっきりしている。

 液晶パネルは新開発の15インチTFTで、解像度は1,024×768ドット。フレーム内の駆動回路の配置を最適化することで、ディスプレイ部の最薄部は12mmを実現したとしている。また、最大輝度は200カンデラ/平方メートル、視野角も水平140度、垂直120度と高輝度広視野角となっている。

 ディスプレイ部には赤外線による「ユーザーセンサー」を内蔵。ユーザーがディスプレイから離れると約20秒後に自動的に省電力モード(消費電力7W)に移行し、ユーザーが戻ってくると約1秒で復帰する。さらに、周囲の明るさに応じて輝度を調整する「ブライトセンサー」も搭載する。ユーザーが手動で調節した場合でも、その設定値を基準として自動的に調整範囲が再設定される。またディスプレイ部のスタンドには、ステレオダイポール技術を採用したステレオスピーカーを搭載し、臨場感がある音場を再現できるとしている。

 メディアエンジン部にはアナログRGB端子(D-sub 15ピン)が2系統のほか、ステレオ音声入力端子を装備。2系統の入力の設定値は、それぞれ独立してメモリされる。なお、新G3/G4専用マックアダプタも付属する。

【主な仕様】

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200001/00-0121/

(2000年1月21日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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