日立GST、6Gbps SAS接続の省エネHDD
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Ultrastar C10K300 |
3月24日 発表
株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズは24日、サーバー向けのスモールフォームファクタHDDとして第2世代となる「Ultrastar C10K300」の出荷を開始した。容量は147GB(ディスク1枚)、300GB(同2枚)の2モデルが用意される。
ラックマウントサーバーや、ネットワークストレージアレイなど、性能と低消費電力を両立させるよう設計を最適化。同社の3.5インチHDD「Deskstar」シリーズに採用されている電力管理技術をサーバー向けHDDに初めて応用し、消費電力はアイドルモードで3.4W、動作モードで6.1Wと、同クラスの製品として最も低消費電力を実現したという。
インターフェイスは6Gbps SAS(Serial Attached SCSI)。ディスク回転速度は10,000rpm、メディア記録再生のデータ転送速度は1,669Mbps、平均シークタイム(リード)は3.9ms、平均回転待ち時間は3ms。バッファ容量は64MB。
アイドル時の騒音は29dB。非動作時の耐衝撃能力は300G(2ms)。本体サイズは70.1×100.6×14.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約227g。
□日立グローバルストレージテクノロジーズのホームページ
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.hitachigst.com/portal/binary/com.epicentric.contentmanagement.
servlet.ContentDeliveryServlet/JP_Public/aboutus/press_rsc/2009032401.pdf
□製品情報
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/products/ultrastar/C10K300/
□関連記事
【2007年4月24日】日立GST、容量300GB/15,000rpmの「Ultrastar 15K300」など
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0424/hgst.htm
(2009年3月24日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]