SII、PCから辞書が引けるプロ向け英語電子辞書「SR-G10001」
3月下旬 発売 価格:オープンプライス セイコーインスツル株式会社(SII)は、PCから辞書が引けるプロ向け英語コンテンツ収録の電子辞書「SR-G10001」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は70,000円前後の見込み。
USBポートを備えた専用クレードル「CR100」も同時期に発売する。店頭予想価格は4,000円前後の見込み。なお、SR-G10001の発売を記念して先着1,000名にCR100がプレゼントされる。これは、初回の1,000台が特別なパッケージでクレードルが同梱されており、応募などは必要ない。 PCとUSBで接続し、PCから電子辞書に内蔵されたコンテンツを引ける「PASORAMA」機能を搭載した電子辞書。専用のアプリケーションで一括検索が可能で、辞書の内容をコピー&ペーストなどを使って文章作成に活用できる。PASORAMAの対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 コンテンツは英和大辞典が6コンテンツ、英英辞典が11コンテンツなど、プロフェッショナル向けの英語コンテンツを多数収録し、「SR-G10000」の後継という位置付け。また、電子辞書として初となる「コウビルド新英英辞典」、100万以上の例文を収録する「オックスフォードセンテンスディクショナリー」を搭載する。オックスフォードセンテンスディクショナリー向けに、話し言葉、書き言葉、ジャンル、方言などを指定して検索できる「OSD検索」を追加した。 機能面では、音声とテキストの教材を、テキストを確認しながら音声を聞ける「テキストトーク機能」や、ユーザーが辞書やドリルを作成できる「ユーザー辞書機能」、「ドリルビューアー機能」を備え、ユーザー辞書はPASORAMAの一括検索に利用可能。同社サイトに用意された「オリジナル電子辞書を作ろう!」では、米国オバマ大統領の就任演説の音声/テキストなどのサンプルコンテンツが公開されている。
ディスプレイは640×480ドット(VGA)表示対応の5.2型TFTモノクロ液晶「くっきリアル液晶パネル」を搭載。キーボードはQWERTY配列の60キー。内蔵メモリのユーザー領域は約128MB。このほか、SDカードスロット、音声コンテンツ再生用スピーカー、ステレオヘッドフォン出力を備える。 電源はリチウムイオン充電池と単4乾電池2本のハイブリッド式で、充電池が切れても市販の電池で動作する。駆動時間はリチウムイオンが約23時間(連続表示)、単4アルカリ乾電池×2が約12時間(同)。ACアダプタが付属する。 本体サイズは141.3×104.4×14.8~19.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約239g。 □セイコーインスツルのホームページ (2009年3月5日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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