Apple、JavaScriptの実行速度が向上した「Safari 4」ベータ公開
2月24日(現地時間) 発表 米Appleは24日(現地時間)、JavaScriptの実行速度が向上したWebブラウザ「Safari 4」のパブリックベータ版を公開した。対応OSはWindows XP/Vista、およびMac OS X 10.4.11/10.5.6。 新たに「Nitro JavaScriptエンジン」を搭載し、JavaScriptをInternet Explorer 7(IE7)と比較して最大30倍、Firefox 3と比較して3倍以上速く実行できるという。HTMLの読み込みも速く、IE7とFirefox 3と比較してほぼ3倍以上の速度という。 また、HTML 5とCSS 3などWeb規格に準拠。オフライン時のWebベースのアプリケーション情報をローカルに保存できるほか、リフレクションやグラディエント、プレシジョンマスクなどのCSS効果をサポートする。 このほか、頻繁に訪れるページを3Dのプレビューで表示し、ワンクリックでジャンプできる「Top Sites」機能、ブックマークや履歴をめくるように表示する「Cover Flow」などを新たに搭載した。 さらにWindows版ではWindowsネイティブの外観を持つようになり、タイトルバーやツールバーなどを標準のものとした。フォントのレンダリングもWindows標準のものに変更され、ほかのアプリケーションと違和感なく利用できるとしている。
□アップルのホームページ (2009年2月25日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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