ソニー、“PS3構成”の1Uラックマウントサーバー
ソニーは、Cell Broadband Engine(Cell/B.E.)を搭載する1Uラックマウントサーバー「BCU-100」を発表した。同社は、マルチコア・プロセッシング・プラットフォーム「ZEGO」シリーズと呼称している。 CPUにCell/B.E.、GPUにRSXを搭載するPLAYSTATION 3と同じ構成のサーバー。GPUローカルのビデオメモリは256MBでPS3と同容量だが、システムメモリはECC対応のXDR 1GBに強化されているほか、Cell/B.E.と接続されるI/Oコントローラの「SCC」(Super Companion Chip)経由でもDDR2 1GBを搭載。また、オプションでPCI Express接続のメモリ拡張アダプタを用意し、最大8GBを追加できる。 ストレージは160GBの3.5インチHDDを搭載。OSはインストールされておらず、別途必要になる。動作確認済みOSとして「Yellow Dog Enterprise Linux for BCU-100」が推奨されている。 インターフェイスは前面にシリアルポート、USB、背面にGigabit Ethernet、シリアルポート、USB×2を備える。 最大消費電力は330W。各プロセッサの低消費電力化、回路構成上の工夫、高効率電源ユニットの採用などで、消費電力を抑えたとしている。本体サイズは約440×551.2×43.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.5kg(全オプション搭載時)。 □ソニーのホームページ (2008年12月5日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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