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インテル、大阪・日本橋でCore i7の販促イベントを開催

メイン会場となった「KARAKUS」。普段はトルコ料理店だが、貸し切って展示会場としていた

11月29日~30日



抽選会場の入口では参加ショップの場所なども説明されていた。参加ショップは6つあるので、参加するユーザーは地図を兼ねている台紙をまず入手してからスタートする

 インテル株式会社は、自作PCユーザー向けのイベントである“Intel in Osaka”を、昨年に引き続き大阪日本橋で、11月29日と30日の2日にわたって開催した。

 昨年は、ステージとパートナー各社による展示会という構成だったが、今年はCore i7を搭載した販売店各社のオリジナルPCの展示と、インテルグッズがあたるスタンプラリーが中心だ。

 メイン会場である「KARAKUS(カラクシュ)」は、いわゆるDOS/V通りの中央にあり、ここを拠点にして、自作系ショップ6店舗で展示が行なわれる。路上で配布されるチラシの裏面には、ショップの所在を示す地図が書かれている。それぞれのショップでは、各店舗のPCパーツ売り場のどこかに、宝箱が置かれ、中にシールが入っている。それぞれのシールには、Core i7の特徴である、7つのキーワードが書かれている。6店舗とKARAKUSで配布される7枚のシールを地図に貼るとコンプリートだ。KARAKUSは抽選会場をかねており、ガラポンによる抽選が行なわれた。


スタンプラリーの台紙とコンプリートしたスタンプ

 6つの店舗はかなり離れているのだが、イベント開始から1時間ほど過ぎた昼過ぎには、早くもコンプリートする人が表われ、次々と抽選が行なわれていた。

 イベントの本拠地であり、抽選会場であるKARAKUSには、本イベントに参加した各PCショップが販売しているCore i7搭載PCや、Core i7に対応したLGA1366マザーボード、Core i7のウェハ、メモリなども展示されていた。なお、同様のイベントは年内に秋葉原でも開催が予定されている。


イベント参加ショップとキーワード
ショップ名シールキーワード
ドスパラ大阪・なんばPrime館45nm High-k プロセステクノロジー
ソフマップギガストアなんば店ザウルス24コア・8スレッド(メニーコア)
TWOTOP 大阪日本橋店Hyper Threading Technology
フェイス大阪日本橋店Quick Path Interconnect
パソコン工房本店Intel Turbo Boost Technology
マウスコンピューター大阪ダイレクトショップ統合メモリコントローラ
インテル展示会場Intel X58 Express Chipset

●インテルがアピールしたい「Core i7」

 11月の半ばから開始されたCore i7の出荷は自作PCユーザー(特にインテルプラットフォームのユーザー)にとっては、大きいニュースだった。

 2006年の夏に出荷が開始されたCore 2 Duo以来の新アーキテクチャとなり、システムバスが新しくなったという意味では、2000年11月に出荷が開始されたPentium 4以来となる、実に8年ぶりになる新しいアーキテクチャの登場だ。

 もちろんCore i7は、インテルにとっても重要な製品であることは言うまでもない。特に、Core i7のマイクロアーキテクチャは、来年登場するメインストリーム向けのClarksfiled、Havendale、そして2010年に登場が予定されている32nmプロセスルールで製造されるWestmereなどの将来の製品などでも利用される。今後インテルの屋台骨を支える製品に成長してもらわないとならないのだ。今回開催されたイベントもそのマーケティング活動の一環と考えれば、力の入り方もわかろうというものだ。

 余談になるが、インテルのマーケティング活動は、注力する製品とそれ以外がはっきりと分かれている。つまり、インテルがアピールしたいものには多大な予算を割いて広告宣伝活動を行なうが、そうでないものにはほとんど予算が割かれない。今年でいえば、Core i7やCentrino2が前者で、Atomが後者だ。今度、インテルのCMやイベントを見かけたら、そのアイテムに注意していただきたい。

 以下、写真を中心にイベントの模様をお伝えしよう。

●展示会場と各店舗の様子

11月半ばに発売されたCore i7。今回のキャンペーンの中心だ キャンペーンガールがつけるマフラーにもCore i7のロゴが キャンペーンガールがかぶっていた帽子もCore i7のロゴ付き
ドスパラ大阪・なんばPrime館では、2階のPCパーツ売り場のレジ横に箱が置かれていた
ソフマップ ソフマップギガストアなんば店ザウルス2では、3階のPCパーツ売り場に箱が置かれていた
TWOTOP 大阪日本橋店では店舗の中央付近に置かれていた
パソコン工房本店では、2階のPCパーツ売り場に箱が置かれていた
フェイス大阪日本橋店、一階店舗の奥の方に箱が置かれていた
マウスコンピューター大阪ダイレクトショップではショールームの奥の方に箱が置かれていた

●展示会場に置かれていたマザーボード

MSIのX58 Platinum ASUSTeK ComputerのRampage II Extreme ASUSTeK ComputerのP6T6 WS Revolution
ASUSTeK ComputerのP6T Deluxe FOXCONNのMB-Bloodrage FOXCONNのMB-Renaissance
GIGABYTEのGA-EX58-UD5 GIGABYTEのGA-EX58-EXTREME ECSのX58B-A

●展示会場に置かれていたメモリ

CORSAIRとCENTURYのDDR3 アイ・オー・データ機器とKingstonのDDR3

●展示会場にあったCore i7搭載PC

マウスコンピュータのMDV ADVANCE ST 6100S。Core i7 920、GeForce 9800GT、6GBメモリ、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載 パソコン工房のAmphis BTO GS904iCi7。Corei7 920、GeForce 9800 GTX+、3GB メモリ、500GB HDD、スーパーマルチドライブを搭載している フェイスのINSPIRE Ex i965XN/BD。Core i7 965、GeForce GTX 280、6GB メモリ、150GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載
ドスパラのPrime Galleria ZX-E。Core i7 965、GeForce GTX 280、3GB メモリ、1TB HDD、スーパーマルチドライブという構成 TWOTOPのVIP-i7965X58/478-VU。Core i7 965、Radeon HD 4870、3GB メモリ、1TB HDD、スーパードライブという構成
Core 2 Duoとのベンチマーク比較。実はCore i7の最大のライバルは身内のCore 2 Duoなのかもしれない

●抽選とおまけのお楽しみ

抽選であたる景品 参加賞はストラップなど
抽選マシンは手回しのガラポン。ちなみに当たりはCore i7にちなんで、大当たりが7名、普通の当たりが77名だ 抽選の後には自分の名前で判定されるCPU占いを試すことができる。画面は筆者の結果で、Celeronだった。この占いはWebでも試せる 自分のCPUが、iAツリーのどこにあたるかも表示される

●番外

秋葉原では一部店舗が再開したが、土曜日の九十九電機は動きはあるもののシャッターは閉まったままだった ツクモなんば店のシャッターに張られた、12月上旬には店舗を再開するとの告知。早く再開して、こういうイベントに参加して欲しい

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□関連記事
【11月28日】Core i7の登場を祝う「Intel in Osaka」を大阪日本橋で開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1128/intel.htm

(2008年12月1日)

[Reported by 笠原一輝]

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