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写真で見る「エプソン Endeavor Na01 mini」

Endeavor Na01 mini

11月19日 受注開始



 エプソンダイレクト株式会社の「Endeavor Na01 mini」は、10.2型液晶を搭載する同社初のネットブックだ。直販価格は46,800円と競合よりも低価格に設定されており、スペックに差が生じにくいネットブックにおいて、この価格は大きな魅力といえるだろう。

 基本スペックは、CPUにAtom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB(5,400rpm)、チップセットにIntel 945GSE Express(ビデオ機能内蔵)、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.2型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Editionを搭載。

 スペックのカスタマイズはできないが、予備のバッテリ、ACアダプタがそれぞれ6,300円、5,250円で用意される。本体に予備バッテリを追加しても、計53,100円と安価だ。標準バッテリの容量は7.4V/4,400mAhで、駆動時間は約3.2時間(JEITA測定法)。

 本体色はブラックでマットな素材を採用し、汚れや指紋が目立ちにくい。他社製では見栄えのため天板が光沢のものが多いが、Endeavor Na01 miniはこの部分でも競合との差別化ポイントになっている。

天板はマットな素材を使っており、指紋などは目立ちにくい 東芝の8.9型ネットブック「NB100」との比較。液晶ディスプレイの大きさの違いで幅はEndeavor Na01 miniが大きいが、奥行きはそれほど変わらない

 ディスプレイはWSVGA対応の10.2型ワイド液晶で、光沢のないノングレアパネルを採用。8.9型よりもドットピッチが大きく、反射や映り込みが少ない。

 また、10.2型のメリットとして、キーボードに余裕がある。キーボード右側の一部キーを除いて、キーピッチ17mm、キーストローク2mmを確保した。タッチパッドはクリックボタンが下側に付いている。8.9型のネットブックではスペースの都合上、クリックボタンをタッチパッドの左右に設けている製品もあるが、Endeavor Na01 miniでは通常のノートPCと同じ感覚で操作できる。

ノングレアの10.2型ワイド液晶を採用 キーボードは17mmピッチの日本語キーボードを搭載。左下のFnキー、CtrlキーはBIOSで入れ替えの設定が可能
右側の「む」「ろ」など一部キーが小さめ タッチパッドはクリックボタンが下側にある一般的なもの

 インターフェイス類は必要十分なものが一通り揃っている。左側面にSDカード(SDHC)/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0、右側面にUSB 2.0×2、ミニD-Sub15ピン、音声入出力、背面にEthernetを装備。また、IEEE 802.11b/g対応の無線LANを内蔵する。

 本体重量は約1.28kg。付属のACアダプタは電源コード込みで重量213gと軽量で、本体と合わせても約1.49kgだという。編集部での実測値もほぼ同じだった。

左側面。マルチカードスロット、USB 2.0があり、排気口が見える 右側面。USB 2.0×2、ミニD-Sub15ピン、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備 背面にEthernetを備えるほか、ACアダプタ接続コネクタがある
本体の重量はほぼカタログ値通りの1,287g ACアダプタは電源コードを含めて213gと軽量 本体、ACアダプタ、電源コードの合計はちょうど1,500gだった

□エプソンダイレクトのホームページ
http://epsondirect.jp/
□製品情報
http://shop.epson.jp/na01mini/
□関連記事
【11月19日】エプソン、46,800円の10.2型ネットブック「Endeavor Na01 mini」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1119/epson.htm

(2008年11月19日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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