「MJA2 BH」シリーズ

2008年12月末より順次出荷

　富士通株式会社は、読込み/書込み時の消費電力を1.4W以下に抑えた2.5インチHDD「MJA2 BH」、「MJA2 CH」シリーズをそれぞれ2008年12月末、2009年1月～3月期に出荷開始する。

　いずれのモデルも、記録時の消費電力を従来から33%削減し、業界最高水準の1.4W(3Gbps転送時)に抑えた。また、アイドル時の消費電力は0.6W、スタンバイ時の消費電力は0.13Wに抑えた。ノートPCのみならず、省電力と大容量が要求されるデスクトップにも好適としている。

　MJA2 CHシリーズは、業界で初めて256bit AES暗号化機能を搭載。データを自動的に暗号化して保存する機能を備えるほか、記録されたデータを1秒以下で完全に無効化する「データ瞬間無効化機能」を搭載。PC廃却時のデータ流出を防げるとしている。

　暗号化部分以外の仕様は共通で、インターフェイスはSATA(3Gbps)、最大容量は500GB、回転数は5,400rpm、平均シークタイムはリードが12ms、ライトが14ms、バッファサイズは8MB。動作音は24dB、耐衝撃性は動作時350G、非動作時900G。

　本体サイズは70×100×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は101g以下。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/11/11-1.html

(2008年11月11日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]