[an error occurred while processing the directive]

東芝、43nmプロセスの16Gbit SLC NAND

43nmプロセスによるSLC NAND型フラッシュメモリ

10月28日 発表



 株式会社東芝は28日、43nmで製造したSLCタイプのフラッシュメモリ「TH58NVG6S2EBA20」など16モデルを製品化し、2009年第1四半期より順次量産を開始すると発表した。

 高速かつ信頼性の高いSLCのNAND型フラッシュメモリを43nmで製造する。同プロセスと素子当たりのデータ保存量を高める技術を採用したことで、1チップあたりの容量を56nmのSLC製品の2倍に向上させた。43nmプロセスによる16GbitのSLC製品とMLC製品を比較した場合、SLC製品は書き込み速度が約2.5倍になる。

 容量は512Mbit~64Gbitの16製品をラインナップし、16Gbit/32Gbit/64Gbitの3製品にはSLCで業界最大となる16Gbitのチップを搭載する。

 一例として16Gbitモデル「TC58NVG4S2EBA00」の主な仕様は、電源電圧が3.3V、プログラム時間が400μs/page、消去時間が4ms/block、アクセス時間が40μs(1st)あるいは25ns(Serial)。本体サイズは14×18mm(幅×奥行き)。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_10/pr_j2801.htm

(2008年10月28日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]

【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.