夏商戦のネットブック売上比率はノート全体の13%
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7月に発売され、ネットブック市場を盛り上げた「Eee PC 901-X」 |
10月1日 発表
GfK Japanは、2008年夏商戦(6~8月)の家電量販店店頭における、PC販売動向を発表した。
PC市場全体では、数量ベースでは対前年比8%増だが、金額ベースでは6%減となった。
ノートPCにおける液晶サイズ別の構成比も発表された。
ネットブックが中心となる10型未満液晶機種の月別推移は、「Eee PC 4G-X」が発売された2月に1%未満から3%に拡大、7月の「Eee PC 901-X」の発売により10%に、8月の「Acer Aspire one」の発売で13%に増加した。
8月のモデル別ランキングでも、6位に901-X、7位にAspire oneが入っており、ネットブックの人気の高さが表われている。
画面サイズ別の数量構成比 |
また、ノートPCの売上げ数を対前年で比較すると、10型未満の機種により、7月で約10%、8月で約16%の押し上げ効果があったとしている。一方、金額ベースでは押し上げ効果は4%にとどまっており、低価格なネットブックの増加による、単価の減少傾向が明らかになっている。
ノートPC数量の対前年比較 |
□GfK Japanのホームページ
http://www.gfkjpn.co.jp/
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【9月2日】ネットブックの販売が好調。ノートPC市場の5分の1を占有
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0902/bcn.htm
ネットブック/UMPCリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/link/umpc.htm
(2008年10月1日)
[Reported by date@impress.co.jp]