PIXUS iP4600

発売日：10月上旬

価格：オープンプライス

　キヤノン株式会社は、インクジェットプリンタの2008年秋モデル2機種を、10月上旬より発売する。価格はオープンプライス。

　2008年モデルの単機能機は、新インクシステムにより、色域の拡大を実現。特にRed領域の色再現範囲が大きく拡大した。新インクと専用紙の組み合わせによる「ChromaLife100+」で写真がより長持ちするようになった。PC用プリントソフト「Easy-Photo Print EX」で赤目補正機能など様々な機能を利用できる。

　デザインもブラックを基調としたデザインに変更。本体サイズも小型化。iP4600は前モデルのiP4500に比べて14×7×7mm(幅×奥行き×高さ)小さくなった。

　シリーズ上位機種で複合機の「MP630」と同等のプリントエンジンを搭載する。最高解像度9,600×2,400dpi、最小インク滴1pl、5色インクでシアン/マゼンタが1,536ノズル、イエロー/染料ブラックが512ノズル、顔料ブラックが320ノズルのプリントエンジンを搭載している。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は15,980円。

　外観は、ブラックを基調にシルバーラインの入ったデザインで、前モデルから一新された。前面、背面トレイの2Way給紙、自動両面印刷機能、CD/DVDレーベル印刷機能、PictBridgeなどを搭載する。PCとの接続はUSB 2.0。

　本体サイズは431×296×153mm(同)で、重量は約5.7kg。

新インクを採用した5色インク	CD/DVDレーベルの印刷が可能

　シリーズの下位機種でヘッドのノズル数が少なくなり、CD/DVDレーベル印刷と自動両面印刷機能が省略されている。5色インクでシアン/マゼンタが768ノズル、イエロー/染料ブラックが256ノズル、顔料ブラックは320ノズル。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は13,980円。

　框体はiP4600と共通で、重量は約5.6kgとわずかに軽くなっている。

PIXUS iP3600	5色の新インクを採用	前面には給紙カセットを搭載

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-09/pr-pixus.html
□製品情報
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/

(2008年9月17日)

[Reported by ohgai@impress.co.jp]