Wireless Laser Desktop 6000

9月9日(現地時間)　発表

　米Microsoftは9月9日(現地時間)、無線キーボード/マウスセット2製品、モバイル向けワイヤレス光学式マウス1製品、およびWebカメラなどを発表した。

●無線キーボード/マウスセット

　無線キーボード/マウスのセットは、「Wireless Laser Desktop 6000」と「Wireless Media Desktop 1000」の2ラインナップ。既に米国で発売されており、店頭予想価格はそれぞれ99.95ドル、49.95ドル前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista、およびMac OS X 10.2～10.5。

　Wireless Laser Desktop 6000は、現在販売中の「Wireless Laser Mouse 6000」と単体でも発売する「Wireless Keyboard 6000」(59.95ドル前後)を組み合わせた製品。キーボードはAeroの透明なデザインを取り入れ、キーボードの縁をアクリル板で囲ったデザインを採用。またキーは人体工学に基づき、波打つような曲線を描き、長時間の使用においても疲れにくいという。

アプリケーションキーの左側に3D Flipキーを備える

　また、アプリケーションキーの左側にWindows Vistaの3D Flipを1ボタンで行なえるキーを備える。なおこのキーは今後の製品に継続的につけるという。そのほか、本体上部に各種ショートカットやユーザー設定が可能なホットキーを備える。通信は2.4GHz帯を利用する。

　電池はいずれも単3アルカリ乾電池を2本使用し、駆動時間は約6カ月。本体サイズおよび重量はキーボードが487×225×45.2mm(幅×奥行き×高さ)/1,060g(バッテリ含む)、マウスが69.8×124×42.1mm(同)/142g。

□製品情報
http://www.microsoft.com/hardware/mouseandkeyboard/productdetails.aspx?pid=109

Wireless Media Desktop 1000

　「Wireless Media Desktop 1000」は、オーソドックスな各種メディアコントロール機能付きのキーボード「Wireless Keyboard 1000」と、無線の光学式マウス「Wireless Optical Mouse 2000」がセットになった製品。価格を重視するユーザー向けの製品となっている。Wireless Keyboard 6000と同様、3D Flipキーを備える。通信は27MHz帯を利用する。

　電池はいずれも単3アルカリ乾電池を2本使用し、駆動時間は約6カ月。本体サイズおよび重量はキーボードが454×189×30.5mm(同)/1,173g(バッテリ含む)、マウスが64.8×122×38.7mm(同)/134g。

□製品情報
http://www.microsoft.com/hardware/mouseandkeyboard/productdetails.aspx?pid=111

●モバイル向けマウス

北米では7色で展開するWireless Mobile Mouse 3000。なお日本国内で発売されるカラー、およびスペシャルカラーについては未定

　「Wireless Mobile Mouse 3000」は、オーソドックスな4ボタン搭載の無線光学式マウス。発売時期は9月中とされており、店頭予想価格は29.95ドル前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista、およびMac OS X 10.2～10.5。

　当初はブラックとホワイトの2色を用意するが、今秋中にはブルーサファイア、レッドガーネット、グリーンエメラルド、ピンクトバーズとパープルアメジストのスペシャルカラーも投入される。

　ホイールの下部に「戻る」ボタンを備えるほか、レシーバを本体底面に収納可能となっている。解像度は1,000dpiで、スキャン速度は6,000fps。通信は27MHz帯を利用する。

　電池は単3アルカリ乾電池を1本使用し、駆動時間は約6カ月。本体サイズは56.2×95.4×40.3mm(同)、重量は約90g(電池含む)。

□製品情報
http://www.microsoft.com/hardware/mouseandkeyboard/productdetails.aspx?pid=113

●Webカメラ2製品

　Webカメラは、「LifeCam Show」と「LifeCam VX-5500」の2ラインナップ。発売時期は10月を予定しており、店頭予想価格はそれぞれ99.95ドル、59.95ドル前後の見込み。

LifeCam Show

　LifeCam Showはプレミアムな位置づけの200万画素Webカメラ。約28cm高のスタンドと、ノートPCの液晶に挟めるクリップが付属し、いずれも磁石でくっつける仕組みとなっている。これによりスタンドでは微妙な角度調整が可能なほか、クリップでは後ろ向きに取り付け部屋の中の様子などを写すこともできる。

　また、クリップを装着したままだとにノートPCのふたが閉まらなくなってしまうため、ノートの天板に貼り付けられる磁石が2枚付属する。

スタンドの先は磁石になっており、本体をピタッとくっつけられる	クリップの取り付けも磁石で、後ろ向きに付けることもできる	ノートPCの天板に貼り付けられ、持ち運びが容易

□製品情報
http://www.microsoft.com/hardware/digitalcommunication/productdetails.aspx?pid=016

　LifeCam VX-5500は、ホワイト/ブルー/レッドの3色のフェイスプレートが付属するVGA対応のWebカメラ。スタンドは折りたためるため、持ち運びが容易としている。

　いずれもインターフェイスはUSB。付属ソフトがアップデートされており、リアルタイムで鼻や目を大きくしたり、かつらをかぶせたりするエフェクトを加えられるようになった。

LifeCam VX-5500	3色のフェイスプレートが付属しており交換可能
目だけ大きくするエフェクトや口だけ大きくするエフェクトをかけることができる

□製品情報
http://www.microsoft.com/hardware/digitalcommunication/productdetails.aspx?pid=015

　このほか、会場では8月20日(現地時間)に発表した「SideWinder Mouse X5」と、「SideWinder Keyboard X6」の展示もされていた。

SideWinder Keyboard X6	SideWinder Mouse X5

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/

(2008年9月11日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]