9月2日 発表

　富士通株式会社と富士通マイクロエレクトロニクス株式会社は2日、台湾Nanya Technologyとの特許紛争に和解し、特許ライセンス契約を締結したと発表した。和解金額については明らかにされていない。

　富士通は、2005年8月に特許侵害を理由に日本ナンヤ・テクノロジーの販売するDRAM製品について特許侵害で東京地裁に提訴。これに基づいた税関への輸入差し止め申し立てが受理され、日本ナンヤ・テクノロジー製メモリ(DDR/DDR2/DDR3)の日本国内への輸入が差し止められていた。

　今回の和解に伴い、富士通およびNanyaの両社は、互いの特許侵害に関する法的手続きを終了する。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/09/2.html
□Nanya Technologyのホームページ(英文)
http://www.nanya.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.nanya.com/PageNewsDetail.aspx?Menu_ID=30&lan=en-us&def=310&isPrint=&KeyWords=&R_Title_Name=Press%20Release&id=1233
□関連記事
【1月24日】富士通の申し立てを受け、日本ナンヤのメモリ製品が輸入差し止めに
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0124/fujitsu.htm

(2008年9月3日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]