デル、最軽量997gの12.1型モバイルノート
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Latitude E4200 |
9月中旬 発売
価格:BTO
デル株式会社は、最軽量時で997gの1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型液晶搭載モバイルノート「Latitude E4200」を9月中旬より発売する。
日本のユーザーの声を取り入れ、「1kgを切る軽さ」、「長時間バッテリ駆動」という2つのポイントを重点に開発されたビジネス向けのモバイルノート。4セルバッテリ搭載時の最軽量構成で997gと、デル史上最軽量を実現。また、6セルのオプションバッテリ搭載時は約8時間の長時間駆動を実現した。
付属のACアダプタはPDA並みに軽量コンパクト型で、1時間で80%まで急速充電が可能なタイプが付属。さらにオプションでホワイトバックライトLED付きキーボードも選択可能で、使い勝手を高めた。
BTOではメモリ容量やバッテリ、指紋センサー/Bluetoothの有無を選択可能なほか、11月以降には128GBのSSDや、OSを起動せずにOutlookメール/カレンダーをチェックできる「Latitude ON」機能などがオプションに加わる。Latitudo ONでは、専用低電圧サブプロセッサを利用することで、バッテリ寿命を数日間持たせることができるという。
小型の急速充電対応ACアダプタとE4200を手にする同社 常松正樹ディレクター(発表会にて) | バックライトLED付きキーボードもオプションで選択可能 |
プラットフォームはCentrino2に準拠し、CPUは超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)、チップセットはIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)を採用。ストレージはSSD構成のみとし、性能面でも妥協をなくした。
最小構成はCPUにCore 2 Duo SU9400、1GBメモリ(DDR3オンボード、スロット1基搭載で最大合計5GB対応)、64GB SSD、OSにWindows Vista Home Basicなどを搭載する。価格は未定だが、30万円台前半からを予定している。
インターフェイスは、ExpressCard/34スロット×1、SDカード/MMC対応スロット、USB 2.0×2(うち1ポートはeSATA兼用、残り1ポートは電源OFF時の電源供給対応)、IEEE 1394、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、TPM 1.2セキュリティチップ、音声入出力などを備える。
本体サイズは290.6~296.5×204×19.2~27.8mm(幅×奥行き×高さ)。
法人向けサービスとして、3年間内に1度だけバッテリを新品に交換できるサービスや、データ復旧/消去サービスなどを利用可能。さらに、GPSで紛失したノートPCの所在地を確認し、遠隔操作でノートPC内の内容を消去できる「データ遠隔消去サービス」にも対応させる予定としている。
なお、9月2日にはLatitudeの13.3型/14.1型/15.4型ワイド液晶搭載モデルも発表されており、同時に発表会を開催しているが、この詳細については別記事で紹介する。
発表会で展示されたE4200。写真はオプションのドッキングステーションに装着しているところ。なお展示品は試作機でプラスチック成型のため、実際のモデル(マグネシウム合金)ではもう少し金属感が増すという | ドッキングを外すとかなり薄いことがわかる。eSATA兼用のUSBもポイント | 本体を閉じて右側面から見たところ。シャープなデザインが目を引く。後部が出っ張っているのは6セルバッテリを搭載しているため |
□デルのホームページ
http://www.dell.co.jp/
□ニュースリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/
pressoffice/2008/080902?c=jp&l=ja&s=corp
□製品情報
http://www1.jp.dell.com/content/products/productdetails.aspx/
laptop_latitude_e4200?c=jp&cs=jpbsd1&l=ja&s=bsd
(2008年9月2日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]