パナソニック、6倍速対応のBDドライブユニットを開発
6月18日 発表 パナソニックは18日、Blu-ray Discの6倍速書き込み/読み込みが可能なドライブユニットを開発したと発表した。このユニットを採用したPC用のBDドライブを9月末までに投入する計画。 今回の新しいBDドライブユニットは、青紫色レーザーの発光/停止の間の過渡応答時間の短縮や制御が行なえるレーザードライバを開発し、伝送系の歪みを縮小化する技術を組み合わせるとともに、レーザー出力を向上させた。また、ディスクからの反射光を電気信号に高速変換する専用ICを開発し、信号劣化を削減する回路構成により広域周波数帯までフラットな伝送特性を可能にした。 これらの技術により、6倍速の高速記録を実現。追記型(BD-R)の1層/2層に6倍速で記録でき、BD-Rの読み込みにおいても6倍速の再生が可能になった。同社によると、25GB(1層)を約16分、50GB(2層)を約32分で記録できるという。 ドライブの製品化に先駆けて、6倍速対応BD-Rメディアを7月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1層の「LM-BR25MD」が1,700円前後、2層の「LM-BR50MD」が4,000円前後の見込み。 □パナソニックのホームページ (2008年6月18日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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