クラムワークス、10秒で起動する軽量Linux内蔵のUSBメモリ
発売中 価格:12,600円 有限会社クラムワークスは、Linux OSを内蔵したUSBメモリ「BOOTPLUG-P2」を6月12日に発売した。価格は12,600円。
Linuxカーネル2.4をベースに独自開発した軽量OSを内蔵。OS起動時間は最短で10秒だという。Linuxはブートローダ、カーネル、ドライバ、X Window Systemを搭載し、無線/有線LAN、PPP、VPN(PPTP、IPsec)をサポート。アプリケーションはWebブラウザ(Firefox 2相当)、メーラー、OpenOffice.org、リモートデスクトップクライアント、PDFビューアなどがインストールされている。また、Flash Player 9やRealPlayer 10をダウンロードできる。 ハードウェアはシリコンで覆った構造の筐体を採用。本体サイズは43×18×8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8g。フラッシュメモリは高速なSLC(Single Level Cell)タイプを採用している。 フラッシュメモリの容量は約2GBで、ユーザー領域は約1.7GB。ユーザー領域へのデータ保存は、AESで暗号化される。ユーザー領域への書き込みを禁止するモードも用意している。このほか、保存データのバックアップを行なうスナップショット機能や、オンラインでのアップデート機能を搭載する。 同社はBOOOTPLUGのOS体験版をISO9660イメージ形式(CDブート方式)で配布しており、購入前に動作を確認できる。なお、体験版は30分で自動シャットダウンする、設定保存できないなどの制限がある。 □クラムワークスのホームページ (2008年6月12日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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