デル、2009年第1四半期は売上高/純利益ともに拡大5月29日(現地時間) 発表 米Dellは5月29日(現地時間)、2009年第1四半期(2008年2月2日~5月2日)の決算を発表した。 これによれば、売上高は前年同期比9%増の160億7,700万ドル、営業利益は同4%減の8億9,900万ドル、純利益は同4%増の7億8,400万ドル、1株あたりの利益は同12%増の38セントとなった。 第1四半期の出荷台数は前年比22%増となり、特にノートPCの出荷台数は43%増で業界平均の1.2倍の成長率を達成した。サーバーも業界平均3倍の21%増と好成績だった。 また、コンシューマ向け製品は出荷台数47%増と業界平均の2倍の成長率を達成し、世界全体でのシェアは1.2%増の8.8%となった。この中でも特にコンシューマ向けノートが好調で出荷台数78%増となり、製品構成比のうち60%を占めるようになった。 地域別では、日本/アジア太平洋地域は主にインドと中国が牽引し、出荷台数31%増と好調。また、欧州/中東/アフリカ地域も出荷台数30%増と好調だった。 今後は米国において特にグローバル企業と大企業、中堅、中小企業のユーザーが、IT投資を控える傾向が夏を通じて続くと予想。また、支払利息の増大で投資残高が減少し、投資およびその他の収入が低下すると予測している。 □Dellのホームページ(英文) (2008年6月2日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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