VIA、C7-M搭載ミニノートPCの新リファレンスデザイン
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5月27日(台湾時間) 発表
台湾VIA Technologiesは27日(現地時間)、新興市場向けミニノートPCの新リファレンスデザイン「OpenBook」を発表した。
NanoBookの後継となる、ミニノートPCのリファレンスデザイン。1,024x600ドット(WSVGA)表示対応8.9型液晶ディスプレイに、CPUとしてVIA C7-M ULV(1.6GHz)、チップセットとしてVIA VX800(ビデオ機能内蔵)を搭載する。
オープンデザインを謳い、「Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License」に基づき外装のCADファイルを配布。これを利用することで、ベンダー各社はミニノートマーケットに対してそれぞれのイノベーションやブランドバリューを発揮、提案できる。と同時に市場投入の速度を短縮可能としている。
また、オープンな接続性を謳い、IEEE 802.11b/g+Bluetoothのほか、柔軟な内部インターフェイスによりWiMAXやHSDPA、EV-DO/W-CDMA 3Gなども搭載可能としている。
そのほかの仕様として、最大2GBのDDR2メモリ、80GB以上のHDD、ステレオスピーカー、Gigabit Ethernet、4in1カードリーダ、USB×3、201万画素Webカメラなどを備える。
本体サイズは240×175×36.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kg以下。Windows XP/Vista、Linuxをサポートする。バッテリは4セル(2,600mAh)を搭載する。
OpenBook | 高さは36.2mm |
側面にD-Sub15ピンも備える | USBは左右合わせて3ポート |
□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/en/resources/pressroom/pressrelease.jsp?press_release_no=2347
(2008年5月28日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]