日立GST、2四半期連続で営業黒字に転換5月13日 発表 株式会社日立製作所は13日、平成20年3月期の決算を発表。HDD事業の日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は2四半期連続で黒字となった。 日立GSTの第1四半期(2008年1~3月期)は、売上高1,469億円、営業利益67億円となった。2007年度と比較すると、売上高は為替の影響を受け、1,510億円から1,469億円に3%減となったが、ドル換算では12億6,400万ドルから14億1,500万ドルで12%増となる。ヘッド/メディアを中心にコスト削減施策を展開し、営業損益は180億円(1億5,000万ドル)の赤字から67億円(650万ドル)の黒字に転換。2007年10~12月の第4四半期に続いて、2四半期連続の営業黒字となった。 第1四半期のHDD出荷台数は2,110万台で、携帯プレーヤー向け1インチ/車載向け2.5インチのエマージング製品は落ち込んだものの、民生機器向け1.8インチ、ノートPC向け2.5インチ、デスクトップおよび民生機器向け3.5インチ、サーバー向けといずれも前年を上回る出荷台数となった。 同社は今後の重点施策として、高成長/得意分野への注力、設計コストの改善やヘッド/メディアコストの削減、生産効率の抜本的な改善などのコスト構造改革の推進、経営改革の推進を継続するとしている。 □日立製作所のホームページ (2008年5月13日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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