JR東日本、カラー電子ペーパー広告の実証実験
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改札機正面への設置イメージ |
実施期間:2月25日~3月23日
JR東日本グループのジェイアール東日本メカトロニクス株式会社と株式会社ジェイアール東日本企画は共同で、自動改札機での電子ペーパーディスプレイによる広告表示の実証実験を行なう。実施期間は2月25日~3月23日の4時~24時までで、場所はJR恵比寿駅東口改札口の2通路を利用する。
富士通と日立製作所がそれぞれ開発したカラー電子ペーパーディスプレイを自動改札機の上部/正面に設置し、JR東日本の情報や広告サンプル画像(静止画)を6分間隔で切り替えて表示する。
2005年12月に東京駅で、2006年12月に山手線内で実施してきた実験に続く、電子ペーパーディスプレイの実証実験第3弾。自動改札ステッカー広告への電子ペーパー応用の可能性や、カラー表示による視認性/広告価値の検討、残額表示部の視認性への影響、運用上の課題抽出などをテーマにする。
富士通のニュースリリースによると、表示画面サイズは210×105mm(縦×横)、解像度は800×400ドット(同)、表示色数は512色。電子ペーパーは、表示中には電力を消費せず、情報の書き換え時にのみ消費するため省エネルギー性に優れる。また自発光せず視野角が広いのも特徴で、将来、紙に替わる表示素材として各分野での採用が期待される。
□ジェイアール東日本メカトロニクスのホームページ
http://www.jrem.co.jp/
□ジェイアール東日本企画のホームページ
http://www.jeki.co.jp/top.html
□ニュースリリース
http://www.jeki.co.jp/news/20080220_01.html
□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/02/20.html
□日立製作所のホームページ
(2月21日現在、この件に関する情報は掲載していない)
http://www.hitachi.co.jp/
(2008年2月21日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]