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MSI、既存のBIOSを置き換えるEFIベースのマザーボードを投入

1月23日(現地時間) 発表



 台湾Micro-Star International(MSI)は23日(現地時間)、GUIの向上やマウス利用を盛り込んだ新型BIOS「Extensible Firmware Interface(EFI)」を採用したマザーボードのトライアルを開始したと発表した。

 EFIはグラフィカルなメニューやマウス、OSに依存しないアプリケーション、LAN、多言語などをサポートする新型のBIOS。既存のBIOSを置き換えることを目的としており、OSロード前の環境でゲームやメディアプレーヤー、ブラウザ、ストリーミング映像などを利用可能にすることで、利用形態を拡大するという。MicrosoftはWindows Vista 64bit版のService Pack 1でEFIをサポートする。

 これにより、ユーザーはOSなしでもマザーボードのポテンシャルをフルに引き出すことが可能になる。また、EFI BIOSを搭載した現世代のマザーボードが、高いOC性能を備えていることを確認したとしている。

 エムエスアイコンピュータージャパンによると、EFIを採用したマザーボード「P35-Neo3 EFINITY(イフィニティ)」を2月に投入する予定。価格は未定だが、Neoの型番が示す通り普及価格帯向けになる見込み。

 本製品は国内で未発表だが、今週末には東京・秋葉原で自作PCイベント「DIY PC Expo」の開催が予定されており、そこで何らかの発表が行なわれるのではないかと見られる。

□MSIのホームページ(英文)
http://global.msi.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://global.msi.com.tw/index.php?func=newsdesc&news_no=580
□エムエスアイコンピュータージャパンのホームページ
http://www.msi-computer.co.jp/

(2008年1月24日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]

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