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ASUSTeK、5万円を切る小型モバイル端末「Eee PC」発表会

1月23日 開催



 ASUSTeK Computerは23日、7型液晶のモバイル端末「Eee PC」に関する発表会を都内で開催した。

 Eee PCは、約5万円という低価格でPCのフル機能を持ち、7型という小型を実現した製品。国内での発売決定は2007年末に告知され、当初は2月上旬としていたが、新たなアナウンスで1月25日発売と決定している。本体色はパールホワイト、ギャラクシーブラックの2色を用意。

 国内向けの仕様として、OSにWindows XP Home Editionを搭載し、キーボードも日本語化されている。

 主な仕様は、800×480ドット(WVGA)表示対応7型ワイド液晶、Intel製CPUとチップセット、メモリ512MB、4GB SSDを搭載。インターフェイスとして、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、30万画素Webカメラ、音声入出力などを装備する。

パールホワイト ギャラクシーブラック
右側面のインターフェイス。SDカードスロット、USB 2.0×2、ミニD-Sub15ピンなど 左側面にはEthernet、USB 2.0、音声入出力など

 なお、詳細不明だったCPUとチップセットだが、会場の実機で確認できた。デバイスマネージャの表記は、CPUがCeleron M 900MHz、チップセットがIntel 915GM/GMS/910GML Express。Celeronのため、チップセットは910GMLではないかとみられる。

デバイスマネージャのプロセッサ項目 こちらはグラフィックアダプタ(チップセット)の項目
会場に展示されていた天板のカラーバリエーション。残念ながら海外版とのことだが、国内も検討中とのこと

●Eee PCならではのサービスを紹介

 発表会では、Eee PCに関連するサービスの提供者として、マイクロソフトおよびNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が紹介された。

マイクロソフト株式会社 執行役常務 オンラインサービス事業部長 笹本裕氏

 マイクロソフトからは執行役常務 オンラインサービス事業部長の笹本裕氏が招かれた。Eee PCの活用事例として、22日に発表された050番のIP電話サービス「Windows Live Call by ドットフォン」を紹介した。

 これは、マイクロソフトとNTTコミュニケーションズのサービスで、多数のユーザーが居るLive MessengerをIP電話のクライアントとして利用するもの。基本料金月額210円で発信のみ対応。詳細は僚誌INTERNET Watchを参照されたい。

 国内版Eee PCはWindows XPがインストールされており、Windows Liveのクライアントがプリインストール済みで、Live Messengerも組み込まれている。笹本氏は、「Windows Live CallのサービスをEee PCで活用して、デジタルライフスタイルを満喫して欲しい」と話し、持ち運びが容易なEee PCでの利用シーンをアピールした。

マイクロソフトがアピールを続けている「デジタルライフスタイル」の提案 普段はテキストチャットに利用されているLive Messengerだが 新サービス「Windows Live Call」でIP電話のクライアントに

NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社 代表取締役社長 小林忠男氏

 NTTBPからは、代表取締役社長の小林忠男氏が登壇。NTTBPは、公衆無線LANのインフラ拡大を目指して、公衆無線LAN向けの無料ポータル「Wi-Fine」を展開。京浜急行やつくばエクスプレス、ゆりかもめの各駅や、ロッテリア、ケンタッキーフライドチキンなどのファーストフード店など、約1,600のアクセスポイントが利用可能になっている。

 ASUSTeKとNTTBPの共同で「Eee PC発売記念 Wi-Fi体験キャンペーン」を実施する。これは、Wi-Fineのアクセスポイントが1日1回まで無料で利用できるというもの。接続時間については制限はない。期間はEee PCの発売日の1月25日から、5月31日まで実施される。キャンペーンの利用にはエントリーと登録を行なう必要がある。申込受付は4月末まで。NTTBPは、アップルのiPod touchでも同様のサービスを展開している。

 小林社長はEee PCについて、「1カ月ぐらい使用してみたが、この価格は非常にコストパフォーマンスが良い。会社のデータサーバーにアクセスするシンクライアント的な使い方をすることで、紛失したとしてもマシンの代金はかかるが、データは失わないし、謝罪会見をしなくて済む」と評価。Wi-Fineとのキャンペーンによって「Eee PCと新しいビジネスモデル、新しい世界を作り上げられたらと思っている」と期待を語った。

「Eee PC発売記念 Wi-Fi体験キャンペーン」の概要 Wi-Fineは駅や空港、飲食店など各地で展開中 NTTグループが考えているEee PCのメリット

●国内版だけの特典も用意

ASUSTeK アカウントマネージャー コンシューマープロダクト担当 謝青陵氏

 製品の紹介は、ASUSTeK アカウントマネージャーコンシューマープロダクト担当の謝青陵氏が行なった。

 同氏は、Eee PCを「ノートPCではなく、MID(Mobile Internet Device)」と位置づけた。また、「ゲーム機がWii、MP3がiPodと言われるように、インターネットデバイスがEee PCと言われるようにしたい」と、大きな目標を語った。

 そして、国内版だけの3つの特典を紹介。1つは、液晶ディスプレイの輝点(常時点灯ドット)がある場合、購入後30日以内であれば液晶パネルの無償交換を行なう「Zero Bright Dot」(ZBD)サービスを実施する。同社は液晶ディスプレイ製品でも、同様のサービスを行なっている。

 2つ目の特典は、発売記念として容量4GBのSDHCメモリーカードをバンドルする。これは付属品として同梱されている。3つ目は、先述したWi-Fineの無料体験特典で、製品パッケージに同梱される告知チラシのキーワードで利用可能になる。このほかにも、USB接続の光学マウス、専用のインナーバッグなどが同梱されている。

 最後に、モデルと子供たちが、ファッションショーのような形式でEee PCを持って登場。国内初お披露目となった。

「ノートPCではなく、MID」、WiiやiPodのような存在を目指す ディスプレイの輝点は無償交換で対応 4GBのSDHCが付属
NTTBPとのキャンペーン 付属品の一覧。マウスなどが同梱される Eee PCが国内で初めて公開された

□ASUSTeKのホームページ
http://www.asus.co.jp/
□製品情報
http://www.asus.co.jp/products.aspx?l1=24
□関連記事
【1月11日】【特別レビュー】海外版「Eee PC」を試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0111/eeepc.htm
【2007年12月18日】ASUSTeK、7型ノートPC「Eee PC」の国内販売を決定
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1218/asus.htm
【1月22日】「Windows Live Messenger」で050のIP電話、NTT ComとMSがサービス開始(INTERNET)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/22/18198.html
【2007年12月17日】iPod touchで無料ネット接続。Wi-Fineのキャンペーンを試す(BB)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/20439.html

(2008年1月23日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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