1月17日(現地時間)発表

　米AMDは17日(現地時間)、2007年第4四半期(10月～12月)の決算を発表。買収したATIの評価損約16億ドルを計上したことで、売上高は前年同期横ばいの17億7千万ドルだが、純損失は前年同期の5億7,600万ドルから、17億7,200万ドルに拡大した。営業損失は16億800万ドル、1株あたり損失は3.06ドル。

　通年での売上高は前年比6%増の60億1,300万ドル、純損失は33億7,900万ドル、営業損失は16億800万ドル、一株あたり損失は6.06ドルとなった。

　事業別では、今四半期、プロセッサがデスクトップ/モバイルとも過去最高の出荷を記録し、全体として7%増。サーバー向けプロセッサも好調で22%増加した。GPUは、Radeon HD 3800/2000シリーズが牽引し、3%増となった。

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~123283,00.html
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~123418,00.html
□関連記事
【2007年1月24日】AMD、ATI買収費用で通期/四半期ベースともに赤字へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0124/amd.htm

(2008年1月18日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]