日立GST、2.5インチで業界最大容量の500GB HDD
1月7日 発表 日立グローバルストレージテクノロジーズは7日、2.5インチHDDで業界最大容量となる500GB HDD「Travelstar 5K500」を発表した。出荷開始は2月を予定。 垂直磁気記録方式を採用した第4世代の製品。ノートPC向けのTravelstarシリーズでは40GB~250GBの製品を展開してきたが、3枚プラッタを採用して最大容量を倍増させた。3.5インチHDDを搭載したデスクトップPCと同等の容量をノートPCでも実現するほか、2台構成によりノートPCで1TBの搭載も可能としている。 これまで同様に、AV用途向けPCなどで搭載するスピーカーの振動による性能低下を防ぐ「Rotational Vibration Safeguard」技術を搭載。オプションとして、データを暗号化して記録する「Bulk Data Encryption」技術を提供する。 主な仕様は、平均シークタイムが12ms、回転速度が5,400rpm、転送速度が最大824Mb/sec、バッファ容量が8MB。インターフェイスはSATA。プラッタ枚数は3枚だが、リード/ライト時の消費電力を1.9W、ローパワーアイドル時には0.7Wと、従来の2枚構成と同等にとどめたとしている。 なお、500GBモデルのほかに、400GBと、連続稼働用途向けに信頼性を高めた「Travelstar E5K500」シリーズもラインナップする。E5K500シリーズの出荷は第2四半期を予定。 □日立グローバルストレージテクノロジーズのホームページ (2008年1月7日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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