1394TA、転送速度3.2GbpsのIEEE 1394b規格を策定12月12日(米国時間) 発表 1394 Trade Association(1394TA)は12日(米国時間)、インターフェイス「IEEE 1394b(FireWire)」の転送速度を3.2Gbpsに向上させた標準規格「S3200」を発表した。最終策定は2008年2月を予定している。 S3200は、転送速度が800MbpsのIEEE 1394b-2002と互換性を持ち、既存のケーブルやコネクタ、プロトコルなどを利用しつつ、転送速度を4倍の3.2Gbpsまでに向上させた規格。IEEE 1394b-2002策定時には既に3.2Gbps転送に対応できるような仕様が盛り込まれていた。 USBにはない特徴としては、実効速度が極めて高く、最大理論値の400MB/secに近い転送速度が実現できること、USBより高いバスパワーが供給できること、100mの転送距離を備える点などを挙げている。 転送速度の向上で、AV機器間の非圧縮HD映像信号のやりとりに適するとしており、著作権保護されたコンテンツの転送も可能。1394TAは、HDMIより低価格で実現できる映像転送インターフェイスとしてAV機器市場での地位を強化するとしている。 □1394TAのホームページ(英文) (2007年12月18日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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