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アップル、Mac OS X 10.5 Leopardを発売

10月26日 発売

価格:14,800円



 アップルは2年半ぶりとなるMac OS Xの新バージョン「Mac OS X 10.5」、コードネームLeopard(レパード)を26日午後6時から店頭での販売を開始する。

 これに先だって受け付けているApple Storeでの先行予約分に関しても、26日には配送が開始されるため、もっとも早いタイミングでは、当日の午前中にも手元にパッケージが届く人がいるだろう。

 アップルのMacintoshファミリ製品は2007年、日本市場において毎週、前年対比2桁以上の成長を示しており、さらに好調な北米、欧州市場と合わせ、今四半期は昨年同期比で34%も出荷台数を伸ばした。

新機能の1つ、Stacks

 近年はアプリケーションの実行環境が、ローカル動作のプログラムモジュールからネットサービスへと遷移しつつあり、また必須と言われるソフトウェアもいくつかの種類に収斂し、パーソナル用途におけるWindowsとMac OS Xでアプリケーションの整備状況に大きな差違は無くなってきている。加えてBootCamp、あるいは各種PCエミュレータの存在もMac OS Xへの興味を増大させており、コンシューマ市場におけるMacintshファミリ製品の注目度はかつてないほどに高まってきている。

 さて、そうした状況下で発売されるLeopardだが、その製品版がインストールされたiMac 24インチ(Core 2 Duo 2.4GHz、2GBメモリ、500GB HDD)を用いて、新しいMac OS Xの新機能や前バージョンとの操作感、要求ハードウェアの違いなどを検証してみた。

 各種機能は、機能そのものの着眼点よりも、その実装のエレガントさ、扱いやすさ、シンプルさが大きな魅力となっていた。新しいアイデアのうちのいくつかは、すでにWindows Vistaでも利用可能ではあるが、実際に利用する場合の使いやすさや機能の細かなディテール、配慮においてLeopardが圧倒している印象だ。

Leopardは、従来のMac OS Xに比べ要求メモリやプロセッサに対する負荷が大幅に増大するということもない

 また、上記環境で比較する限り、従来のMac OS Xに比べ要求メモリやプロセッサに対する負荷が大幅に増大するということもない。むしろ搭載メモリに余裕を与えれば、前バージョンのTigerよりもLeopardの方が、キビキビとレスポンスよく画面が反応する。

 また、OS標準の辞書機能が日本語対応になったことも、日本のユーザーには大きなトピックと言える。小学館刊行の「大辞泉」、「使い方の分かる類語例解辞典」、「プログレッシブ英和中辞典」、「プログレッシブ和英中辞典」が採用され、Wikipediaと共に串刺し検索が可能。Spotlight検索との連携やブラウザ上からの辞書検索機能なども利用できる。

 ファーストインプレッションの詳細は、本日掲載の連載記事にてお伝えしたい。

□アップルのホームページ
http://www.apple.com/jp/
□関連記事
【10月17日】アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に発売
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【6月13日】【WWDC】WWDC 2007基調講演詳報(2)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0613/wwdc04.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0413/apple.htm

(2007年10月25日)

[Reported by 本田雅一]

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