10月17日(現地時間) 発表

　米Western Digitalは17日(現地時間)、容量密度が520Gbit/平方インチのHDDの動作に成功したと発表した。

　今回達成した容量密度は、同社の現行モデル(約200Gbit/平方インチ)の2.5倍以上。3.5インチHDDでは1プラッタ当たり640GBとなり、1台のHDD容量としては3TBに達する。製品化は2010年頃を予定。

　これらは、垂直磁気記録方式とTMR(Tunnneling Megneto-Resistive)方式ヘッドの組み合わせで、現行技術で実現している。

　15日には、日立グローバルストレージテクノロジーズが容量1Tbit/平方インチが可能な基本技術を発表している。

□Western Digitalのホームページ(英文)
http://www.wdc.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.wdc.com/en/company/releases/PressRelease.asp?release={05F7E0B4-B357-4D6A-8993-73172269E411}
□関連記事
【10月15日】日立GST、容量1Tbit/平方インチが可能なHDDヘッド技術
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1015/hgst.htm

(2007年10月18日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]