アイ・オー、USBを高速化する「マッハUSB」をダウンロード提供
10月3日 公開 株式会社アイ・オー・データ機器は5日、USB 2.0製品のデータ転送速度を高速化する「マッハUSB」のユーティリティを公開した。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 対象機種は外付けHDD製品142機種。具体的な機種は同社サイトを参照されたい。対象製品のユーザーは、シリアルナンバーを入力すると無償でダウンロードできる。ファイルサイズは464KB。 マッハUSBのユーティリティをインストールして有効化すると、対応機器のUSB 2.0のデータ転送速度を高速化できる。同社の測定によると、最大で27.3%の高速化を実現したという。この技術は、USB 2.0のパケットサイズを大きくしてボトルネックを減らしている。Gigabit Ethernetのジャンボフレームのようなものと考えると分かりやすいだろう。サイズの小さなファイルにおいてもパケットサイズを大きくしているため、ファイルコピーの性能も向上するという。 同様の技術にバッファローの「TurboUSB」があるが、新規に発売された対応製品のみに限定されていた。一方、アイ・オーは旧機種のユーザーにもダウンロード配布という形で対応。USBメモリのマッハUSB対応も検討中だという。 今回のマッハUSBは、同社が展開する「ストレージ快適化計画」の第1弾として提供されるもので、今後もストレージ製品に有用なソフトを提供していく予定としている。 □アイ・オー・データ機器のホームページ (2007年10月5日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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