キヤノン、起動時間を高速化したA4複合機「PIXUS MP」
10月上旬 発売 価格:オープンプライス キヤノンは、起動時間を高速化したA4複合機「PIXUS MP」シリーズ4モデルを10月上旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。 ラインナップおよび店頭予想価格は、最上位の「MP970」が4万円前後、中上位の「MP610」が3万円前後、中下位の「MP520」が2万円前後、最下位の「MP470」が1万6,000円前後の見込み。 新モデルではいずれも、電源キー押下から4秒~6秒で操作パネルのキー操作が可能になる「クイックスタート」を搭載。また、一部メニューの階層見直し、UIデザインの変更により、従来機種からPCレス使用時の操作性を向上させた。 また、Exif情報やシーン分類結果、画像の状態判別結果から、それぞれの画像に最適な補正をかける「自動写真補正」を搭載する。いずれのモデルもインターフェイスとしてUSB 2.0を搭載。Bluetoothもオプションでサポートする。 ●MP970 MP970は、Ethernetを搭載したネットワーク対応の最上位モデル。全部で7色のインクを搭載し、ノズルは各色512本となっている。両面印刷機能を搭載する。 プリンタ部の主な仕様は、インクがC/M/Y/PC/PM/Bk6色染料+Bk顔料、解像度が9,600×2,400dpi、対応用紙がA5~A4、レター、リーガル、封筒、はがきなど。給紙枚数は普通紙で給紙カセット/後トレイともに各150枚。 スキャナ部の主な仕様は、センサーがCCD、解像度が4,800×9,600dpi、出力階調はカラーが24bit、モノクロが8bit。対応用紙はA4、レター、35mmネガフィルムなど。 対応メモリカードはCF/Microdrive/メモリースティック(PRO)/SDカード(SDHC対応)/MMCなど。3.5型TFT液晶を搭載。本体サイズは471×396×214mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.9kg。 ●MP610
MP610は、MP970からEthernetとPC/PMインクを省き、CとMのノズルを1,536本に増強した中上位モデル。両面印刷に対応する。 プリンタ部の主な仕様は、インクがC/M/Y/Bkの4色染料+Bk顔料、解像度が9,600×2,400dpi、対応用紙がA5~A4、レター、リーガル、封筒、はがきなど。給紙枚数は普通紙で給紙カセット/後トレイともに各150枚。 スキャナ部の主な仕様は、センサーがCIS、解像度が4,800×9,600dpi、出力階調はカラーが24bit、モノクロが8bit。対応用紙はA4/レターなど。 対応メモリカードはMP970に準ずる。本体に2.5型TFT液晶を搭載。本体サイズは450×389×188mm(同)、重量は約10kg。 ●MP520
MP520は、印刷解像度が4,800×1,200dpiの中下位モデル。CとMのノズル数は512本で、Yが256本、Bkが320本。両面印刷は対応しない。 プリンタ部の主な仕様は、インクがC/M/Yの3色染料+Bk顔料、解像度が4,800×1,200dpi、対応用紙がA5~A4、レター、リーガル、封筒、はがきなど。給紙枚数は普通紙で後トレイが150枚/前トレイが100枚(併用可)。 スキャナ部の主な仕様は、センサーがCIS、解像度が2,400×4,800dpi、出力階調はカラーが24bit、モノクロが8bit。対応用紙はA4/レターなど。 対応カードはMP970に準ずる。本体に2.5型TFT液晶を搭載。本体サイズは455×378×172mm(同)、重量は約7.5kg。 ●MP470
MP470は、C/M/Yインクのノズル数を各384本、Bkのノズル数を320本とした最下位モデル。両面印刷は対応しない。 プリンタ部の主な仕様は、インクがC/M/Yの3色染料+Bk顔料、解像度が4,800×1,200dpi、対応用紙がA5~A4、レター、リーガル、封筒、はがきなど。給紙枚数は普通紙で後トレイが100枚。 スキャナ部の主な仕様は、センサーがCIS、解像度が2,400×4,800dpi、出力階調はカラーが24bit、モノクロが8bit。対応用紙はA4/レターなど。 対応カードはMP970に準ずる。本体に2.5型TFT液晶を搭載。本体サイズは451×353×169mm(同)、重量は約6.1kg。 □キヤノンのホームページ (2007年9月26日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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