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ソニー、壁掛け可能になったボードPC「VAIO type L」

10月6日 発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、液晶一体型のデスクトップPC「VAIO type L」を10月6日より発売する。価格はオープンプライス。OSはWindows Vista Home Premiumを搭載。また、Office Personal 2007がプリインストールされる。

 一枚板のようなデザインを採用し、「ボードPC」と呼称する製品。今回のモデルでは、全機種で液晶周囲のクリアパネル部分を広げ、その縁にアルミレールを配した、フォトフレーム風の筐体デザインを採用。またクリアパネル自体の透明度を上げ、質感を向上させたという。本体の最小奥行きを、同社のノートPC「type F(FZ)」で必要とされる約260mmよりも浅い約140mm〜180mmとし、設置場所の選択肢を広げた。

 これまでのラインナップは19型モデル、15.4型モデルの2製品だったが、新たに1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応の22型ワイド液晶搭載モデルを追加。22型モデルと19型モデルはVESA 100×100mmのマウントに対応し、壁掛けが可能。壁掛けには同社の液晶TV「BRAVIA」と共通の壁掛け金具および専用部品が必要となるため、基本的にはソニーのWebサイトからBRAVIA同様、壁掛け工事を依頼する形となる。ユーザー自身でも壁掛けは可能だが、その場合は保証対象外となる。なお、22型/19型モデルにはこれまでと同じく背面スタンドも付属する。

type L(22型)レイアウト例 一見するとフォトフレームのよう 取り付け金具。壁に穴を開けて金具を固定するので、壁掛けには工事が必要となる

 そのほかの共通的な変更点として、これまでtype LのCeleron搭載機では地上デジタルTVチューナ搭載モデルは用意されなかったが、今回のモデルではCeleron搭載機にも地上デジタルTVチューナ搭載モデルが用意される。Celeronモデルへのデジタルチューナ搭載に伴い、デジタル放送録画/視聴ソフトはこれまでの「Station TV Digital for VAIO」から、「TV Enhance for VAIO」に変更された。

 また、全モデルでダイナミクスウーファーを搭載。低音域の再生音を強化した。

●22型ワイド液晶搭載「VGC-LT」

 22型モデルの「VGC-LT」は、1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応22型ワイドクリアブラック液晶を搭載。2製品が用意される。

 本体背面にHDDを2基搭載可能だが、このうち1基はリムーバブルフレームを利用し、ユーザー自身の手でHDDの搭載が可能。HDD 2基搭載時の最大容量は店頭モデルでは1.25TB(固定500GB+増設750GB)、直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルでは最大1.5TB(1基目750GB+増設750GB)となる。地上デジタルチューナ/地上アナログTVチューナの搭載とあわせ、TV番組の長時間録画など、大容量コンテンツをストレスなく扱えるという。

 付属のFeliCaポート内蔵ワイヤレスキーボードはデザインを変更し、スリムな形状となった。キートップは長い爪でも引っかかりにくいスクエアな形状を採用。また、キーボードにOSのズーム機能を利用できる「ズームボタン」や、メディアの取り出しが可能な「イジェクトボタン」などを搭載。このほか、新たにボックスタイプの光学式ワイヤレス5ボタンマウスが付属する。

VGC-LT80DB 背面に用意されたリムーバブルフレーム。通常、この部分は背面パネルで隠される 爪が引っかからないよう、スクエアになったキートップ。写真中央の三角と四角の組み合わさった図形が描かれた小さなボタンが、イジェクトボタン

 上位の「VGC-LT80DB」は、CPUにCore 2 Duo T7500(2.20GHz)、チップセットにIntel PM965 Express、GPUにNVIDIA GeForce 8400M GT、Blu-ray Disc(BD)ドライブを搭載し、HD映像の編集にも最適としたモデル。店頭予想価格は37万円前後の見込み。

 下位モデルの「VGC-LT70DB」は、CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、店頭予想価格は28万円前後の見込み。

 そのほかの主な仕様は共通で、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 500GB、地上デジタルTVチューナ/地上アナログTVチューナを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、モデム、131万画素Webカメラ、Sビデオ入力、AV入力、S/PDIF出力(光角型)、音声入出力などを備える。

 本体サイズは最小傾斜時約643×178×418mm(幅×奥行き×高さ)、最大傾斜時約643×298×368mm(同)、重量は約9.7kg。

 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルは、HDD 最大1.5TB(750GB×2)を搭載可能なほか、BDドライブの搭載や無線LANなどを選択可能。最低受注価格は217,800円から。

●19型モデルは液晶パネルを変更

VGC-LM70DB

 19型モデル「VGC-LM」シリーズは、これまでWSXGA+液晶を搭載した製品が用意されていたが、今回のモデルでは1,440×900ドット(WXGA+)表示対応19型ワイドクリアブラック液晶が搭載される。

 付属するFeliCaポート内蔵ワイヤレスキーボードと光学式ワイヤレスマウスは、22型モデルと共通。

 CPUにCore 2 Duo T7250とCeleron 530(1.73GHz)を搭載した製品が用意され、またそれぞれに地上デジタルTVチューナあり/なしのモデルが用意される。

 店頭予想価格は、CPUにCore 2 Duo T7250、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 500GB、地上デジタルTVチューナを搭載した最上位モデル「VGC-LM70DB」が26万円前後の見込み。VGC-LM70DBからHDDを250GBに変更し、地上デジタルTVチューナを省いた「VGC-LM70B」が23万円前後の見込み。

 CPUにCeleron 530、チップセットにIntel GL960 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 320GB、地上デジタルTVチューナを搭載した「VGC-LM50DB」の店頭予想価格は22万円前後の見込み。VGC-LM50DBからHDDを250GBに変更し、地上デジタルTVチューナを省いた「VGC-LM50B」が20万円前後の見込み。

 光学ドライブは全モデルで±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、Gigabit Ethernet、モデム、131万画素Webカメラ、S/PDIF出力(光角型)、音声入出力などを備える。

 本体サイズは最小傾斜時約574×169×376mm(同)、最大傾斜時約574×277×331mm(同)、重量は約8.3kg。

 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルは、CPU、メモリ、HDD、BDドライブを選択可能なほか、GPUにNVIDIA GeForce 8400M GTも搭載可能。GeForce搭載を選択した場合、搭載CPUはCore 2 Duoに制限されるほか、BDドライブが選択不可となる。最低受注価格は179,800円から。

●SoundFLOWを強化した15型モデル「VGC-LJ」

VGC-LJシリーズ

 15型モデル「VGC-LJ」は、持ち運び用のハンドルや、本体折りたたみ式のキーボード、バッテリ駆動などの仕様は前モデルから踏襲しつつ、22型/19型モデルと共通のフォトフレーム風デザインを採用。本体カラーのバリエーションはコスミックブラック、エバーホワイト、フロスティピンクの3色が用意される。

 筐体デザインの変更に伴い、これまで本体側面にあったオーディオボタンはクリアパネル右側の静電式タッチボタンに置き換えられた。

 専用音楽ソフト「SoundFLOW」は、キーボードを折りたたんだ状態でも操作を完結できる「ハーフスキンモード」を強化。ソニー独自の12音解析技術を利用し、HDD内の音楽を「ファイン・デイ(元気がよくて楽しい曲)」、「エクストリーム(激しいロック曲など)」、「スローライフ(ゆったりとした曲など)」などのチャンネルに分類。チャンネルを選択すると、分類した曲を選択し演奏する「おまかせチャンネル」機能が搭載された。

 店頭予想価格は、HDD 200GB、地上デジタルTVチューナを搭載した「VGC-LJ50DB/W」(エバーホワイト)が20万円前後、HDDを120GBに変更し、地上デジタルTVチューナを省いた「VGC-LJ50B/B」(コスミックブラック)、「同/W」(エバーホワイト)、「同/P」(フロスティピンク)が17万円前後の見込み。

 そのほかの主な仕様は共通で、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型ワイドクリアブラック液晶、CPUにCeleron 530、チップセットにIntel GL960 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、Gigabit Ethernet、モデム、131万画素Webカメラ、S/PDIF出力(光角型)、FeliCaポート、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は地上デジタルTVチューナ搭載モデルが約2時間、チューナなしモデルが約2.5時間。本体サイズは最小傾斜時約486×135×313mm(同)、最大傾斜時約486×224×276mm(同)、重量は約5.3kg。

 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルは、CPU、メモリ、HDD、OSを選択可能。CPUにCore 2 Duo T7500を選択した場合、本体カラーはエバーホワイトに固定される。最低受注価格は128,800円から。

クリアパネル上に配された静電式タッチパネル SoundFLOWのハーフスキンモード

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2007/products_0925.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/L/
□関連記事
【4月10日】ソニー、ボードPC「VAIO type L」の夏モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0410/sony3.htm
【2006年10月3日】ソニー、ボードPC「type L」にBDドライブを搭載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1003/sony2.htm

(2007年9月6日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

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