[an error occurred while processing the directive]

ソニー、性能強化した円形デスクトップPC「VGX-TP1V」
~「type R master」はCore 2 Quad搭載

VGX-TP1V

9月8日より順次発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、円形デスクトップPCPC「VGX-TP1V」を9月8日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後の見込み。

 円筒形の形状がユーモラスな、リビングでの使用を主眼としたPC。筐体デザインに変更はないが、HDD容量を前モデルの160GBから250GBに強化。新たにIntelのViivテクノロジーに対応し、型番末尾に「V」が付与された。

 また、同社の液晶TV「BRAVIA J3000/J5000」とHDMI接続した場合に、TP1Vのリモコン操作でTVの起動とOS起動からメディアセンターのスタートやVAIOランチャーの立ち上げまでを同時に行なえる「ワンタッチプレイ」機能が追加された。

 このほか、TP1Vで録画した番組に関連した製品やエリアの情報を表示する「カタログビュー機能」、撮影した動画や静止画を音楽と組み合わせて編集するアプリケーション「VAIO Movie Story」などが追加された。

 主な仕様はCPUにCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、チップセットにIntel 945GM Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、アナログTVチューナ、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、S/PDIF端子(光角型)、音声入出力などを備える。このほか、FeliCaポート内蔵ワイヤレスキーボードが付属する。

 本体サイズは270×91mm(直径×高さ)、重量は約3.7kg。

VGX-TP1DTV

 このほか、TP1Vと同形状の筐体を使用した地上/BS/110度CSデジタルチューナ「VGF-DT1」と組み合わせたセット製品「VGX-TP1DTV」も用意される。CPUをCore 2 Duo T5600(1.83GHz)、HDDを500GBに変更した以外に仕様の違いはない。店頭予想価格は約20万円前後の見込み。

 直販専用「VAIO・OWNER・MADE」モデルではCPU、HDD、光学ドライブ、Officeの有無などを選択可能。最低受注価格は99,800円から。

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TP2/


●type R master

 セパレート構造採用のデスクトップPC「VAIO type R master」は9月22日より発売される。

 1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応24型ワイド液晶ディスプレイ付属の最上位モデル「VGC-RM73UDL4」、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応19型ワイド液晶ディスプレイ付属の「VGC-RM53DL9」、液晶ディスプレイなしの「VGC-RM53D」の3モデルが用意される。

 VGC-RM73UDL4はCPUにCore 2 Quad Q6600(2.40GHz)、ビデオカードにNVIDIA GeForce 8600 GTS、OSにWindows Vista Ultimateを搭載。このほか、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CS3」、画像処理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」を同梱するなど、ハイエンド向けの仕様となっている。店頭予想価格は58万円前後の見込み。

 VGC-RM53DL9はCPUにCore 2 Duo E6550(2.33GHz)、ビデオカードにNVIDIA GeForce 8500 GT、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載し、店頭予想価格は38万円前後の見込み。VGC-RM53DはVGC-RM53DL9から液晶ディスプレイを省いたモデルで、店頭予想価格は32万円前後の見込み。

 そのほかの主な仕様は共通で、チップセットにIntel P35 Express、メモリ2GB(最大4GB)、HDD 500GB(250GB×2)、最大4倍速(BD-R)書き込み対応Blu-ray Discドライブ、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ×1、アナログTVチューナ×2を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×12、IEEE 1394(6ピン)×1、IEEE 1394(4ピン)×1、eSATA端子×1、Type2 PCカードスロット×1、ExpressCard/54スロット×1、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC/スマートメディア/xD-Picture Card/CF対応スロット、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、モデム、S/PDIF端子(光角型)、DVI-I×1(VGC-RM73UDL4はDVI-I×2)、Sビデオ出力×2などを備える。

 本体サイズはメインユニットが約430×440.5×140mm(幅×奥行き×高さ)、アクセスユニットが約430×290.5×64mm(同)、重量はメインユニットが約15kg、アクセスユニットが約6kg。FeliCaポート付きUSBキーボード、マウス、スピーカーなどが付属する。

 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルでは、CPU、HDD、光学ドライブ、Officeの有無などを選択可能なほか、アクセスユニットを省いたモデルも選択できる。このほか、24型ワイド液晶ディスプレイを2台同時購入すると、2台目に対し約3万円の割引が適用される。最低受注価格は113,800円から。

VGC-RM73UDL4 VGC-RM53DL9 VGC-RM53D

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/RM4/

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200709/07-0903C/
□関連記事
【5月17日】ソニー、Core 2 Duo E6320搭載「type R master」夏モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0517/sony2.htm
【3月15日】ソニー、デジタルTVチューナ付き円形PC「TP1DT」を3月24日に発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0315/sony.htm
【1月16日】ソニー、HDMIを搭載した円形デスクトップPC「VGX-TP1」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0116/sony1.htm

□2007年 PC秋冬モデルリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/link/fallwinterpc.htm

(2007年9月3日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.