ターボリナックス、次期サーバー向けOSは11月発売
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Turbolinuxのロードマップ |
8月29日 開催
ターボリナックス株式会社は29日、都内で記者向けに説明会を開催し、Tubolinux OSのロードマップ公開やwizpyブランドのシンクライアントソリューションの発表を行なった。
●Turbolinuxは24カ月でメジャーアップデート
発表会ではまず、Turbolinuxのロードマップとポリシーについて説明。
サーバーOSとして「Turbolinux 11 Server(仮称)」を2007年11月下旬に、デスクトップOSとして「同12 Desktop(仮称)」を発売。これ以後24カ月単位でOSのメジャーバージョンアップを行なう。
併せてサポートポリシーを発表し、カーネルとコアコンポーネントの共通化や、新しいハードウェア対応のためのサービスパック提供、24カ月毎のメジャーバージョンアップを明らかにした。これらのポリシーは、Turbolinuxが安心して利用できることをユーザーに対してアピールするものであるという。
そのほか、サポートポリシーとして、セキュリティやバグの修正、メジャーバージョン内での互換性の提供を行なっていくと発表。アップデートを提供するメンテナンス期間は、サーバー向け製品が発売開始より5年か、次期バージョン発売より3年のいずれか長い方。デスクトップ向けは発売より3年か、次期バージョン発売より1年のいずれか長い方。
これらのポリシーは2008年発売予定の次期デスクトップ向け製品より適用される。
Turbolinux 11 Serverの特徴 | 今後のスケジュール |
●wizpyブランドのシンクライアントソリューション
また同社は、wizpyブランドを冠したシンクライアントソリューション「wizpy Style Secure Solution」を9月下旬より発売する。
2Xアルファ・ソリューションズのシンクライアントソフトウェア「2X ソフトウェア」とUSBデバイス「wizpy Style TC703」を組み合わせたソリューション。これまでに発売されているメディアプレーヤータイプのwizpyとの関連はない。既存のPCにTC703を接続することでサーバーに接続可能なシンクライアント端末とするため、既存のソリューションと比べてシステム導入コストが低くなっているのが特徴。
基本構成はwizpy Secure Server Powered by 2Xが1ライセンス、wizpy style TC703が10ライセンスで461,650円。既に導入事例もあるという。
wizpy Style Secure Solutionの構成例 | USBで接続する「wizpy style TC703」 |
□ターボリナックスのホームページ
http://www.turbolinux.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20070729133129&mode=syosai
http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20070729133346&mode=syosai
(2007年8月29日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]