AMD、ビデオメモリ2GBのWS向けビデオカード「FireGL V8650」
8月6日(現地時間) 発表 米AMDは6日(現地時間)、DirectX 10/OpenGL 2.1対応のワークステーション用ビデオカード「FireGL V8650/V8600/V7600/V5600/V3600」を発表した。9月より出荷を開始する。 対応OSはWindows XP(x86/x64)/Vista(同)、Linux 32/64。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。 DirectX 10、OpenGL 2.1をサポートし、統合シェーダを搭載。全モデル共通で、インターフェイスにデュアルリンクDVI×2を装備し、V8650/V8600/V7600の上位3モデルはHDTVのコンポーネント出力にも対応する。 最上位モデルのV8650は、ビデオカードとして初の2GBメモリを搭載。GPUコアはR600XTXで、シェーダユニット数は320。コアクロックは700MHz、メモリ帯域幅は128GB/sec、バス幅は512bitで、そこから推測されるメモリクロックは2GHz。ハイパフォーマンスコンピューティング向けのストリーム演算もサポートする。推奨リテール価格は2,799ドル。 上位モデルのV8600は、V8650のビデオメモリを1GBに変更した製品で、そのほかの仕様はほぼ共通。推奨リテール価格は1,899ドル。
中位モデルのV7600は、GPUにR600PROを搭載。シェーダユニット数は320、コアクロックは600MHz、メモリは512MBを搭載し、メモリ帯域幅は51.2GB/sec、バス幅は256bit、そこから推測されるメモリクロックは1.6GHz。推奨リテール価格は999ドル。 下位モデルV5600は、GPUにRV630XTを搭載。シェーダユニット数は120、コアクロックは800MHz。メモリ容量は512MBで、メモリ帯域幅は35.2GB/sec、バス幅は128bit。最下位モデルのV3600は、RV630PROを搭載し、シェーダユニット数は120、コアクロックは600MHz。メモリは容量256MB、メモリ帯域幅は16GB/sec、バス幅は128bit。推奨リテール価格は順に、599ドル、299ドル。 □AMDのホームページ(英文) (2007年8月7日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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