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ラトック、UXGA対応のUSB→DVIディスプレイアダプタ

7月下旬 発売

価格:16,590円



 ラトックシステム株式会社は、DVI対応のUSBマルチディスプレイアダプタ「REX-USBDVI」を7月下旬より発売する。価格は16,590円。

ディスプレイとの接続インターフェイスはDVI-I×1

 PCにUSB接続することで、マルチディスプレイ環境を構築可能なアダプタ。ディスプレイとの接続インターフェイスはDVI-Iで、DVI-Dによるデジタル出力のほかに、付属の変換コネクタを利用してミニD-Sub15ピン接続も可能。接続インターフェイスにミニD-Sub15ピンしか持たないPCの利用者や、手軽にマルチディスプレイ環境を構築したいユーザーに最適としている。

 最大表示解像度は1,600×1,200ドット(UXGA)で、1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示にも対応する。最大で6基同時接続によるマルチディスプレイ環境を構築できる。表示モードは、複数画面を統合して1画面表示とする「拡張モード」および本体と同じ画面を表示する「ミラーモード」が用意される。

 付属の専用ユーティリティを利用することで、画面ごとの壁紙設定が可能。また、あらかじめ設定したホットキーで、任意の画面へマウスカーソルの移動や、作業ウィンドウの移動が行なえる。

 電源はUSBバスパワーで動作。対応OSはWindows XP/Vista。Vistaではミラーモードのみサポートする。Vistaの拡張モード対応は9月を予定しているが、Windows Aeroには非対応。

 本体サイズは約76×73×22mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約130g。

WSXGA+表示対応の液晶ディスプレイと接続 4台のUXGA液晶を利用しての同時接続デモ。ラックの上にREX-USBDVIが4基設置されている。このときのCPU負荷率は60%前後
ディスプレイユーティリティ。これはモードの切り替え画面 画面ごとに壁紙の設定が可能 ホットキーの事前設定で、任意の画面にマウスカーソル/ウィンドウを移動できる

 ラトックでは、この製品を含めた内覧会を開催した。参考出品として、ExpressCard/34接続のType2 PCカードアダプタ「REX-EXS50」、CF→シリアルポート×2変換アダプタ「REX-CF62」、ExpressCard/34スロット用シリアルインターフェイスカード「REX-EX60」も展示された。

 いずれも法人顧客からの需要増に伴い、ラインナップを拡張して製品を展開したという。正式発表は9月を予定している。

ExpressCard/34接続のType2 PCカードアダプタ「REX-EXS50」 CF→シリアルポート×2変換アダプタ「REX-CF62」 ExpressCard/34スロット用シリアルインターフェイスカード「REX-EX60」

□ラトックシステムのホームページ
http://www.ratocsystems.com/
□ニュースリリース
http://www.ratocsystems.com/info/news/2007/0719.html
□製品情報
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/usbdvi.html
□関連記事
【5月30日】アイ・オー、WXGA+/SXGA+対応のUSBディスプレイアダプタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0530/iodata.htm

(2007年7月19日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

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