日本HP、軽量/薄型化したコンバーチブル型タブレットPC7月19日 発売 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、ビジネス向けコンバーチブル型タブレットPC「HP Compaq 2710p Notebook PC」を7月19日より発売する。 2006年6月に発売されたタブレットPC「tc4400」の後継モデル。ビジネス向けプラットフォーム「Centrino Proプロセッサー・テクノロジー」を採用し、tc4400から基本性能を強化。PCを遠隔管理できる「アクティブ・マネジメント・テクノロジー(AMT)」などが利用できる。 シルバーを基調とした新デザインの筐体を採用。本体の高さを28.2mmとし、tc4400の34.3~38.7mmから薄型化した。また、重量もtc4400の約2.08kgから約1.7kgに軽量化された。 新機能として、特殊コーティングを施しキー印字のはがれを防ぐ「HP Dura Keys」を採用。また、液晶上部にキーボードを照らす「HP Night Light」を搭載。本体の振動、落下などを感知してHDDのヘッドを待避させる「HP 3Dドライブガード」、HDDリストアツール「HP Backup and Recovery Manager」などのビジネス向け機能は前モデルから継承する。 メモリ、HDDなど構成の違いで3モデルが用意される。価格はメモリ512MB、80GB HDD、OSにWindows XP Tablet PC Edition 2005搭載の「GP147PA#ABJ」が252,000円。GP147PA#ABJからメモリを1GBに、OSをWindows Vista Businessに変更した「GP148PA#ABJ」が262,500円。GP147PA#ABJからHDDを100GBに変更し、200万画素Webカメラ、Office Personal 2007を搭載した「GT559PA#ABJ」が283,500円。 そのほかの主な仕様は共通で、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型タッチパネル機能搭載液晶、CPUに超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)を搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/54スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト)無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.0、モデム、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、TPMセキュリティチップなどを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約5.5時間。本体サイズは290×228×28.2mm(幅×奥行き×高さ)。 別売で、本体底面に装着する一枚板形状のスリムバッテリ(駆動時間約6時間、計約11.5時間)、DVDスーパーマルチドライブを搭載したスリム拡張ベースが用意される。
□日本HPのホームページ (2007年7月19日) [Reported by ishid-to@impress.co.jp]
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