4Core1333-FullHD

6月29日(現地時間)発表

　台湾ASRockは6月29日(現地時間)、AMD ATI Radeon Xpress 1250チップセット搭載マザーボード「4Core1333-FullHD」を発表した。

　未発表のFSB 1,333MHz対応Core 2 Duo E6850対応を謳っており、同CPUやCore 2 Quad Q6600での検証を行なっているという。ただし、FSB 1,333MHzはオーバークロックモードでの動作となる。このほか、LGA775の各種Core 2 Quad/Duo/Extreme、Pentium XE/D/4、Celeronに対応する。

　チップセット内蔵ビデオコントローラの出力として、DVI-D(HDCP対応)とD-Sub15ピンを備えるが、7月1日から9月30日までに同製品を購入したユーザーに、抽選で200名にDVI-HDMI変換アダプタとHDMIケーブルが当たるキャンペーンが実施される。チップセット内蔵ビデオはオーディオコントローラを内蔵していないが、このアダプタによりHDMI経由で音声も出力できるとしている。応募は同社ホームページを通じて行なう。

　同社ではフルHD対応も謳い文句にしており、FSB 1,333MHzのCPUとDDR2-667 1GB×2、Windows Vista以上の組み合わせで、Blu-ray DiscやHD DVDの1080p出力が可能になるとしている。

　このほかの主な仕様は、対応メモリがDDR2-800/667/533×4(最大8GB)、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、HDMR×1(独自スロット)。背面コネクタはGigabit Ethernet、IEEE 1394×1、USB 2.0×4、7.1chオーディオ、PS/2×2、パラレルポート。オンボードヘッダはシリアルATA 3Gbps×4、Ultra ATA/133×1、シリアルポート、FDD、IEEE 1394、USB 2.0×6などを備える。

4Core1333-Viiv

　また、Intel P965 Expressチップセット搭載の「4Core1333-Viiv」も発表された。4Core1333-FullHD同様、オーバークロックモードでFSB 1,333MHzに対応するATXマザーボードで、Intel Viivプロセッサー・テクノロジーに準拠する。

　対応CPU、メモリは4Core1333-FullHDと共通。拡張スロットはPCI Express x16×2(一方はx4接続)、PCI Express x1×1、PCI×3で、ATI CrossFireに対応。背面コネクタはGigabit Ethernet、IEEE 1394×1、USB 2.0×4、7.1chオーディオ、PS/2×2、シリアルポート、パラレルポート。

　オンボードヘッダはシリアルATA3Gbps×6、Ultra ATA/133×1、FDD、ゲームポート、S/PDIF、IEEE 1394、USB 2.0×6に加え、ExpressCard/54スロットとUSBポートを備えるフロントベイアダプタを接続可能なDeskExpressコネクタを備える。

□ASRockのホームページ(英文)
http://www.asrock.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.asrock.com/news/show.asp?id=110 (4Core1333-FullHD)
http://www.asrock.com/news/show.asp?id=109 (4Core1333-Viiv)
□製品情報(英文)
http://www.asrock.com/mb/overview.asp?Model=4Core1333-FullHD&s=775 (4Core1333-Viiv)
http://www.asrock.com/mb/overview.asp?Model=4Core1333-Viiv&s=775 (4Core1333-Viiv)
□関連記事
【2006年8月30日】ATI、Intel向け初のAvivo対応チップセット「Radeon Xpress 1250」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0830/ati.htm

(2007年7月2日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]