ヤマハ、USB/Ethernet装備の電子キーボード
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「PSR-S900」 |
6月1日 発売
価格:220,500円
ヤマハ株式会社は、高機能電子キーボード「PSR-S900」を6月1日に発売する。価格は220,500円。
本体にEthernet端子を備え、インターネットの専用サイト「Net Music Town」に接続することで、曲譜面データやカラオケデータ、BGM演奏データなどをダウンロードすることが可能な「インターネットダイレクトコネクション機能」を搭載した製品。
月額630円の定額サービスに加入すれば、2,000曲以上の譜面データ、7,000曲以上のカラオケデータ、ジャンルごとに曲データを番組としてノンストップ再生する機能を提供。また、無料で楽器の状態を最新にする「楽器バージョンアップ」や、音楽に関する知識がみられる「楽器図鑑」や「人名辞典」などを利用できる。譜面データなどは備え付けの320×240ドット(QVGA)表示対応5.7型カラー液晶に表示される。
また、USBキーボードとして利用できるゲスト機能に加えて、USBメモリやメモリカードリーダ、FDDなどを接続可能な端子を装備。ユーザーが演奏した音楽を直接USBメモリなどに直接録音する「オーディオ録音機能」を搭載する。
鍵盤数は61鍵。内蔵ボイス数は392+480XG19ドラム/SFXキット+GM2+GSで、最大同時発音数は128。管楽器を演奏するときの息遣いや弦楽器の弦をこする演奏ノイズまでリアルに再現した「スーパーアーティキュレーションボイス」を国内で初めて採用する。
エフェクトにリバーブ、コーラス、DSPを搭載。メトロノーム機能も備える。インターフェイスはUSBホスト/ゲストのほか、MIDI IN/OUT、音声入出力、マイク入力、ビデオ出力などを備える。内蔵メモリ容量は1.4MB。
本体サイズは1,003×433×148mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.5kg。
このほか、音色数や内蔵メモリを減らし、USB録音機能、マイク入力などを省いた下位モデル「PSR-S700」(131,250円)と、Ethernet端子を搭載せず、液晶を小型化、音色やエフェクト機能を減らしたエントリーモデル「PSR-S500」(78,750円)も同時発売される。
□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2007/07052401.html
(2007年5月24日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]