IntelとSTMicro、フラッシュメモリに関する新会社設立に合意5月22日(現地時間) 発売 米IntelとSTMicroelectronicsおよび、投資会社のFrancisco Partnersは22日(現地時間)、フラッシュメモリに関する新会社の設立に合意したと発表した。新会社への移管手続きは2007年下半期中の完了を予定。 新会社の狙いは、携帯電話やPMP、デジタルカメラ、コンピュータ、その他ハイテク製品などを含む民生/産業機器向けにフラッシュメモリのソリューションを提供すること。 IntelとSTが所有していた研究開発/製造/営業/マーケティングの資産を集約するとともに、両社の次世代相変化メモリを含む不揮発性メモリの技術開発の経験を活かすことで優位性を確保し、今後の新たな不揮発性メモリ技術への移行を加速するとしている。両社から新会社へ引き継がれる資産/経営資源には、2,500件の特許と1,000件の申請中の特許が含まれている。 今回の合意により、STは新会社に対して、NANDに関するジョイントベンチャーへの投資持ち分とNOR事業の経営資源を含むフラッシュメモリに関する資産/経営資源を売却する。またIntelは、NOR型フラッシュメモリに関する資産を売却する。これらにより、Intelは新会社の株式の45.1%を取得し、4億3,200万ドルの現金を受け取る。一方STは、48.6%の株式を取得し、4億6,800万ドルを受け取る。 また、Francisco Partnersは、新会社の株式の6.3%に当たる転換優先株に対して1億5,000万ドルの現金を投資する計画。 □Intelのホームページ(英語) (2007年5月23日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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