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USB機器の充電時間を短縮する規格が策定

4月17日(中国時間)発表



 USBの規格のとりまとめを行なうUSB Implemeters Forumは17日(中国時間)、USB機器の充電に関する規格「Battery Charging Revision 1.0」を策定した。

 この規格は、USB機器が充電器やPCなどのホスト/Hubから充電を行なうための仕組みを定義したもの。これにより、対応USB機器は、充電できる機器に接続された際に、そのホストが高い電流を供給できるかどうかを検知。充電機器が高い電流を供給できる場合は、500mA以上の電流で充電でき、充電時間を短縮できる。充電機器の供給電流が低い場合、供給電流は従来のUSB 2.0規格で定められた2.5/100/500mAのいずれかに制限される。

 また、この規格に従うことで、異なる携帯機器の充電器を1つにまとめられるほか、バッテリが完全に放電した後に、PCなどにつないでも、機器が立ち上がる前に100mAの電流で充電を開始する機能も付加される。

□USB Implemeters Forumのホームページ(英文)
http://www.usb.org/
□ニュースリリース(英文PDF)
http://www.usb.org/press/WUSB_press/2007_04_17_usbif3.pdf

(2007年4月19日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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