Officejet Pro L7380 All-in-One

4月16日　受注開始

価格：オープンプライス

Officejet Pro L7580 All-in-One

　日本ヒューレット・パッカード株式会社は、SOHO向けA4インクジェット複合機「Officejet Pro L7380 All-in-One」と「同L7580 All-in-One」の受注を4月16日より開始する。価格はオープンプライスで、直販価格は24,990円、34,860円。

　L7380は、最大50枚自動両面スキャン対応ADFによる、自動両面対応コピー/スキャン/ファックスに対応したA4インクジェット複合機。印刷を行なうヘッダーの衝撃を吸収するカウンターウェイト「アンチ・バイブレーションシステム」を搭載し、ノイズを最大54dBに抑えるともに、振動を軽減した。インクには顔料系の黒を採用して印刷品質を高めるとともに、C/M/Yの染料系と合わせて4色独立インクシステムを採用してランニングコストを抑えた。

　主な仕様は、印刷/コピーの解像度が4,800×1,200dpiで、速度はモノクロ35ppm/カラー34ppm。対応用紙はA4～はがきなどで、給紙枚数は標準250枚+オプション350枚。A4/B5/A5/A6用紙ではフチなし印刷に対応する。

　CCDスキャナ部は光学解像度2,400×4,800dpi/48bitカラーによる読み取りが可能(補間解像度は19,200dpi)。FAX機能は33.6Kbps対応で、モノクロは300×300dpi、カラーは200×200dpiに対応する。コピー機能は1,200×1,200dpiに対応し、連続コピー枚数は99枚。自動両面印刷はオプション。

　インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows XP/同x64 Edition/Vista、Mac OS X 10.3.8以降。

　L7380の上位モデルとなるL7580は、大容量インク(HP88)への対応に加え、Ethernet、ダイレクトプリント対応のSDカード/MMC/xD-Picture Card/CF/メモリースティック対応スロット、自動両面印刷機能などが追加されている。また、スキャンしたデータを、JPEGやPDF形式でUSBメモリやフラッシュメモリにPCレスで保存する機能なども備える。その他の仕様はほぼ共通。

　本体サイズ/重量は、L7380が525×402×356mm(幅×奥行き×高さ)/14.2kg、L7580が525×466×356mm(同)/14.9kg。

●17,850円のエントリー向けA4インクジェット複合機

Officejet J5780 All-in-One

　このほか、コンパクトなエントリー向けA4インクジェット複合機「Officejet J5780 All-in-One」を同時発売する。直販価格は17,850円。

　最大35枚のADFを装備し、コピー/ファックス/スキャン機能を備える。印刷/コピー速度はモノクロ30ppm/カラー24ppm。給紙容量は100枚で、対応用紙はA4～はがき、L判など。CISスキャナ部の光学解像度は2,400×4,800dpi。

　本体サイズは456×386×236mm(同)、重量は6.6kg。

□日本ヒューレット・パッカードのホームページ
http://www.hp.com/jp/
□プレスリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-082.html
□製品情報
http://h50146.www5.hp.com/products/printers/bizinkjet/oj/
□関連記事
【2006年6月16日】日本HP、19,950円のA4インクジェット複合機
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0616/hp.htm

(2007年4月16日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]