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2006年の国内インクジェット出荷は10%減の640万台
~IDC Japan調べ

3月26日 発表



 IDC Japan株式会社は26日、2006年第4四半期、および2006年通年の国内インクジェットプリンタの出荷台数を発表した。

 これによれば、2006年第4四半期は、複合機が前年同期比2%増となったものの、単機能機が同24%減と大きく落ち込み、両者をあわせたインクジェットプリンタの出荷台数は前年同期比8%減の255万台となった。出荷台数が減少した主な原因は、Vista待ちの買い控えによる同時購入の減少や、年賀状作成への関心の薄れなどを挙げている。

 通年では、インクジェットプリンタの出荷台数は前年比10%減の639万7,380台となった。このうち複合機は9%増の413万2,599台、単機能機は32%減の226万4,781台。複合機の比率は年々拡大し、2006年第4四半期は前年比7%増の67%となっているものの、ペースは次第に緩やかになり、2010年に75%近くに達するとしている。

複合機と単機能機の出荷台数構成比推移(出典:IDC Japan)

 2006年はデジタルカメラ市場の後押しにより、PCを介さずに直接カメラまたはメディアから印刷できるダイレクトフォトプリント対応製品が好調で、総出荷台数比率で85%を占めた。また、最大用紙サイズがA5判以下の小型インクジェットフォトプリンタも年輩層や主婦層に受け入れられ、2006年通期で56万9,000台と前年比12%増の出荷を記録した。

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/

(2007年3月27日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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