SD39P2

3月16日より順次発売

価格：オープンプライス

　日本Shuttle株式会社は、Core 2シリーズ対応の対応キューブベアボーン「SD39P2」、「SD32G5」を3月16日より順次発売する。価格はオープンプライス。

●クアッドコア対応の「SD39P2」

　SD39P2は400Wの大容量電源を搭載し、Core 2 Extreme/Quad/Duo、およびPentium 4/Dに対応したキューブベアボーン。3月末発売で、店頭予想価格は49,800円前後の見込み。2006年末に発売したSD37P2の後継モデルで、拡張スロットがCrossFire対応のPCI Express x8×2の構成から、PCI Express x16+PCIの構成に変更された。

　そのほかの主な特徴として、3.5インチシャドウベイは剛性と防振性を高めるために4点止めとしているほか、冷却性を高めるために1基ファンを増設可能。また、フロントパネルは指圧で歪まないよう剛性を高めたとしている。

　対応ソケットはLGA775。メモリは240ピンDDR2 SDRAMで、容量は8GBまでをサポート。チップセットはIntel 975X Express+ICH7R。オーディオコントローラにRealtek ALC888、EthernetコントローラにBroadcom BCM5789、IEEE 1394コントローラにVIA VT6308を搭載する。

　ストレージインターフェイスはシリアルATA 3Gbps×3、eSATA×1、UltraATA/100×1、FDD×1。インターフェイスはUSB 2.0×8、IEEE 1394×2、Gigabit Ethernet、S/PDIF入出力、音声入出力などを備える。

　本体サイズは210×325×220mm(幅×奥行き×高さ)。

●ビデオ機能内蔵の「SD32G5」

SD32G5

　SD32G5はチップセットにIntel 945G Express(ビデオ機能内蔵)を採用したエントリー向けのキューブベアボーン。3月16日発売で、店頭予想価格は31,900円前後の見込み。

　「SD32G2」の後継モデルで、シャーシが「G2」から「G5」に変更され、拡張ベイはベイリーフの装備により、色違いの光学ドライブなどを装備してもデザイン性を損なわないようにした。

　メモリは240ピンDDR2 SDRAMで、容量は2GBまでをサポート。チップセットはIntel 945G Express+ICH7。オーディオコントローラにRealtek ALC882、EthernetコントローラにMarvell 88E8001、IEEE 1394にVIA VT6308を搭載する。

　拡張スロットはPCI Express x16、PCI。ストレージインターフェイスはシリアルATA 3Gbps×2、UltraATA/100×1、FDD×1。インターフェイスはUSB 2.0×6、IEEE 1394×2、Gigabit Ethernet、PS/2×2、ミニD-Sub15ピン、シリアルポート、音声入出力などを備える。

　本体サイズは200×300×185mm(同)。

□日本Shuttleのホームページ
http://www.shuttle-japan.jp/
□製品情報
http://hq1.shuttle.com/products_page03.jsp?PLLI=503&PI=536 (SD39P2/英文)
http://tw.shuttle.com/Product/Barebone/SD32G5.asp (SD32G5/中文)

(2007年3月7日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]