ソニー、スペックを強化したVAIO type R master
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VAIO type R master |
2月10日より順次発売
価格:オープンプライス
ソニーは、セパレート構造採用のデスクトップPC「VAIO type R master」、ボードPC「同type L」、リビングPC「type X Living」を2月10日より順次発売する。価格はオープンプライス。
Windows Vista発売に合わせてスペックを強化をしたほか、Blu-rayドライブの搭載や地上デジタルTVへの対応を拡大した。
●ハイエンドデスクトップPC type R master
VAIO type R masterは、インターフェイスや光学ドライブを納めたアクセスユニットと、マザーボードやHDDなどを搭載したメインユニットのツイン・ユニット構成を採用したデスクトップPCで、VAIOシリーズにおいてもっともパフォーマンスを追求したシリーズ。発売は2月10日。
店頭販売されるモデルは、「VGC-RM71DL4」と「VGC-RM51DL9」、およびVGC-RM51DL9からディスプレイを省いた「VGC-RM51D」の3つ。店頭予想価格は順に57万円前後、33万円前後、27万円前後の見込み。
上位モデルVGC-RM71DL4の主な仕様は、CPUにCore 2 Duo E6600(2.4GHz)、2GBメモリ(最大3GB)、500GB HDD、GeForce 7600 GT、Blu-ray Discドライブ、地上/BS/110度CSデジタル放送チューナ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載し、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応24型液晶が付属する。
また直販サイトではVAIO・OWNER・MADEモデルとして、クアッドコアCPUを搭載可能な「VGC-RM91S1/S2」と、プロフェッショナル向けに「VGC-RM900PS」、「Adobe Creative Suite Production Studio Standard」を追加した「VGC-RM900CPS」が提供される。900シリーズにはクアッドコアCPUに加えてQuadro FXや3TB HDDの搭載が可能。BTOに対応し、価格はVGC-RM91S1/S2が191,800円より、VGC-RM900PSが206,800円より、VGC-RM900CPSが256,800円より。
VAIO・OWNER・MADEモデルの最上位機VGC-RM900PSの最小構成は、CPUにCore 2 Duo E6300(1.86GHz)、1GBメモリ、GeForce 7600 GS、250GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows XP Professional(SP2)を搭載する(ディスプレイは付属しない)。
●ボードPC VAIO type L
VAIO type L VGC-LA82DB/72DB/52B |
キーボードをたたむことで板状に変形し、収納スペースを取らないとする通称“ボードPC”VAIO type Lは、19型液晶搭載を3モデル、15.4型液晶搭載を4モデルを発表した。発売は近日中を予定。
15.4型モデルはロゼとシルバーに加えてエバーホワイトを本体色として追加し、3色で展開する。19型モデルはシルバー1色のみ。
19型モデルの店頭予想価格は、CPUにCore 2 Duo T7400(2.16GHz)を搭載した「VGC-LA82DB」が40万円前後、Core 2 Duo T5500(1.86GHz)を搭載した「VGC-LA72DB」が27万円前後、Celeron M 430(1.73GHz)を搭載した「VGC-LA52B」が22万円前後の見込み。15.4型モデルは、本体色シルバーの「VGC-LB52B」が175,000円前後、ロゼ「VGC-LB62B/P」とエバーホワイト「VGC-LB62B/W」は180,000円前後の見込み。
1,680×1,050ドット(WSXGA+)表示対応19型液晶搭載した最上位モデルVGC-LA82DBの主な仕様は、CPUにCore 2 Duo T7400、Intel 945PM Expressチップセット、1GBメモリ(最大2GB)、300GB HDD、GPUにGeForce Go 7600(256MB)、Blu-ray Discドライブ、地デジチューナ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。
1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型液晶を搭載し、3色で展開されるVGC-LB52Bシリーズの主な仕様は、CPUにCeleron M 430(1.73Hz)、Intel 943GML Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ、100GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。
そのほか、下位モデルとしてOSをWindows Vista Home Basictに、メモリを512MBに変更した「VGC-LB52HB」が用意される。店頭予想価格は160,000円前後の見込み。
直販サイトではVAIO・OWNER・MADEモデルとして19型液晶採用の「VGC-LA92S」と15.4型液晶採用の「VGC-LB92S」が用意され、スペックのカスタマイズのほか、HDDやOffice 2007+PowerPointの追加などに対応。またVGC-LB92Sは本体色としてリーフを選択できる。
VGC-LB62B/W(エバーホワイト) | VAIO OWNER MADEの15.4型モデルではリーフを加えた4色展開 |
●大画面TVとの接続を想定したリビングPC
VAIO type X Living |
VAIO type X Livingは、HDMI端子に加えてAVアンプ接続用にS/PDIF光入力/出力(同軸)を装備し、リビングで大画面TVとの接続を想定したViiv対応PC。発売は近日中を予定し、店頭予想価格は35万円前後の見込み。
主な仕様は、CPUにCore 2 Duo E6400(2.13GHz)、Intel P965 Expressチップセット、1GBメモリ(最大3GB)、500GB HDD、GeForce 7600 GTL、Blu-ray Discドライブ、地上/BS/110度CSデジタルチューナ、アナログチューナ×2、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。
直販サイトではメモリ/HDDのアップグレードに対応する。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200701/07-0116/
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/
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2006年 PC秋冬モデルリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/link/fallwinterpc.htm
(2007年1月16日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]