富士通、Vista搭載の「DESKPOWER」シリーズ春モデル
1月30日 発売 価格:オープンプライス 連絡先:購入相談窓口 富士通株式会社は、2007年の春モデルとしてデスクトップPC「FMV-DESKPOWER TX/LX/EK/CE」シリーズを1月30日に発売する。価格はオープンプライス。 春モデルでは、デジタル/アナログ視聴ソフトを「DigitalTVbox」に統合して使い勝手を向上させた。また、PCの電源がOFFの状態からすぐにデジタル放送を視聴可能にする「すぐにテレビ」機能を搭載するなど、デジタル放送への対応が強化されている。 OSにはWindows Vistaを搭載し、その新機能であるサイドバーに富士通独自のアプリケーションランチャー「FMVランチャーガジェット」を用意した。また、VistaとXPの違いを解説するハンドブック「ここが変わった! Windows Vista」を同梱した。 ●フルスペックHD液晶を搭載したTX
「FMV-DESKPOWER TX」は、37型ワイドのフルスペックHD液晶に、アナログ/デジタルのインスタントTV機能を搭載したリビング向けPC。 店頭予想価格はBlu-rayドライブを搭載した上位モデル「TX95U/D」が60万円前後、下位モデル「TX90U/D」が50万円前後の見込み。 液晶ディスプレイには低反射式の1,920×1,080ドット表示対応37型液晶を採用し、3Dスピーカーシステムや自動輝度調整機能を搭載する。前モデルから画面まわりのカラーリングを変更し、TVらしさを高めた。上位モデルはBlu-ray Discドライブを備え、デジタル放送をHD画質のままBD-R/-REへとムーブ/ダビングできる。 主な仕様は、CPUにCore 2 Duo E4300(1.8GHz)、チップセットにIntel P965 Express、2GBメモリ(PC2-5300/最大2GB)、GPUにATI Mobility RADEON X1600(256MB)、800GB HDD(400GB×2)、Blu-ray Discドライブ、地上波/BS/110度CSデジタルチューナ×2、地上アナログチューナ×2、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。 下位モデルTX90U/Dは上位モデルより、メモリを1GBに、HDDを400GBに、光学ドライブを±R DL対応DVDスーパーマルチドライブに変更したモデルで、そのほかの仕様はほぼ共通。 インターフェイスは、USB 2.0×6、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN、56Kモデムポート、Type2 PCカードスロット×2、SDカード/xD PictureCard/メモリースティック対応スロット、コンポジット入力×2、Sビデオ入力×2、D端子入力、HDMI入力、音声入出力、光デジタル出力(角形)などを備える。 本体サイズは1,085×436×741mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約52.5kg。タッチパッドを装備したワイヤレスキーボードが付属する。 ●パーソナルユース向けに3シリーズをラインナップ パーソナルユース向けに、スリムデスクトップ「FMV-DESKPOWER CE」、一体型PC「同LX」と「同EK」が用意される。 CEシリーズは3モデル用意され、店頭予想価格は順に26万円前後、20万円前後、16万円前後の見込み。筐体はアクリルパネルを用いた新デザインを採用した。セットの液晶にはスーパーファインVS液晶を採用し、新たに室内の明るさに応じて画面の明るさを自動調整する「エコボタン」を搭載した。 上位モデル「CE70UW/D」は地上波/BS/110度CSデジタル放送の視聴に対応し、デジタル放送1番組/アナログ放送1番組の「ダブル録画」にも対応。液晶は20.1型ワイドがセットされる。中位モデル「CE50U7」と下位モデル「CE40U7」は液晶に17型を採用し、チューナー機能が省かれている。 CE70UW/Dの主な仕様は、CPUにPentuium 4 531(3GHz)、チップセットにAMD Radeon Xpress 200(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ(最大2GB)、300GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。 インターフェイスは、Gigabit Ethernet、56Kモデムポート、IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN、Type2 PCカードスロット、SDカード/xD PictureCard/メモリースティック対応スロット、USB 2.0×7、IEEE 1394、DVI、PS/2、コンポジット入力、Sビデオ入力、音声入出力、光デジタル出力(角形)などを備える。 本体サイズは190×368×365mm(同)、重量は約8.5kg。
LXシリーズは、奥行き25cmの筐体に、スノーホワイトのカラーでシンプルなデザインとした一体型PC。3モデルがラインナップされ、上位モデル「LX70UD」は20.1型ワイド液晶を、中位モデル「LX50U/D」と下位モデル「LX40U」は17型液晶を搭載。加えて上位2モデルは地上デジタル放送の視聴とDVDへのムーブ/ダビングに対応する。店頭予想価格は順に、27万円前後、24万円半ば、18万円前後の見込み。 上位モデルLX70UDの主な仕様は、CPUにPentium 4 531、チップセットにAMD Radeon Xpress 200M(同)、1GBメモリ(最大2GB)、400GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。 インターフェイスは、Gigabit Ethernet、56Kモデム、IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN、Type2 PCカードスロット×2、SDカード/xD PictureCard/メモリースティック対応スロット、USB 2.0×6、IEEE 1394、コンポジット入力、Sビデオ入力、音声入出力、光デジタル出力(角形)などを備える。本体サイズは594×253×453mm(同)、重量は約18.5kg。
EKシリーズは17型液晶を採用した、一体型のエントリークラスPC。従来モデルから基本スペックを強化し、OSにVistaを搭載した。上位モデル「EK50U」はCPUにCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、1GBメモリを搭載した。また下位モデル「EK30U」はHDDを160GBへと変更した。店頭予想価格は順に16万円前後、13万円前後の見込み。 このほか、共通でIntel 945GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。搭載OSは上位モデルがVista Home Premiumで、下位モデルがVista Home Basicとなっている。本体サイズは375×213×390mm(同)、重量は約11.7kg。
□富士通のホームページ (2007年1月15日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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