デル、色再現性を高めた27型WUXGA液晶ディスプレイ
発売中 価格:168,000円 連絡先:オンライン・ストア デル株式会社は、色再現性を高めた27型ワイド液晶ディスプレイ「2707WFP」を発売した。価格は168,000円。 バックライトに92%カラーガンマ値を持つWCCFLを採用し、RGBの各色をより深く、鮮やかに再現できるという。業界トップクラスの色再現性を実現し、同社液晶ディスプレイのラインナップ中でもハイエンドに位置付けられる。 また、アルミシャーシの採用、ヘアライン加工の額縁、ブラックメッシュ加工の背面、ガラスコートを施したベースをなど採用し、フラグシップにふさわしい高級感を追求したデザインとなっている。
主な仕様は、解像度が1,920×1,200ドット(WUXGA)、最大表示色が約1,677万色、応答速度が16ms(黒→白、中間色は6ms)、輝度が450cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。 インターフェイスは、DVI-D(HDCPサポート)、ミニD-Sub15ピン、Sビデオ、コンポジット、コンポーネントなどを装備。4ポートのUSB Hub機能、およびCF/Microdrive/スマートメディア/メモリースティック(PRO)/SDカード/MMC対応カードリーダも内蔵する、 本体サイズは634×243×442~533mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.5kg。 ●ハイエンド機種の拡充でビジネスユーザーにも訴求 10日に都内で開かれた製品発表会では、同社 S&Pマーケティング本部 プロダクトマーケティング マネージャー 山内万里子氏が製品説明を行なった。 同氏はまず、同社のこれまでの液晶ディスプレイビジネスについて紹介し、「2005年7月~9月期でシェア1位を獲得して以来、順調に売上げを伸ばし2006年同期ではシェア20%までに成長した。わが社でも液晶販売台数売上げの14%前後が単体販売であり、今後も液晶ディスプレイのビジネスに注力していく」と意気込みを語った。 【1月11日 12:50訂正】初出時、売上げの14%を占めるとしておりましたが、全出荷台数のうち単体販売の台数の誤りでした。お詫びして訂正いたします。 一方、同社の個人向け液晶ラインナップの中でも、ワイド液晶の販売比率が47%、20型以上の販売比率が68%を占めるのに対して、法人向け市場ではまだそれぞれ1割前後、2割強にとどまっている。「今後はWindows Vistaの発売により法人向けでもワイド/大型液晶の需要が促進されるものと見込んでおり、より多くのユーザーを取り囲むよう努力していく」とした。 【1月11日 12:50訂正】初出時、数字を液晶市場のシェアとしておりましたが、社内での液晶販売台数の比率でした。お詫びして訂正いたします。
新たに投入される新製品については、「高性能/高機能を追求したハイエンド向け製品」と紹介。ゲーム/AV機器の接続を考えているユーザーだけでなく、色再現性を重視するCAD/CAMユーザー向けにも最適とし、ラインナップの拡充を目指したという。 30型ワイド「3007WFP」との比較では、Dual-Link不要による対応機種の幅広さと、色再現性の高さをアピールし、ハイエンドユーザー向けに訴求していきたいとしている。 □デルのホームページ (2007年1月10日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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