マイクロソフト、W-ZERO3やhTc Zのタッチ&トライイベント会期 12月19日~20日 会場 丸の内オアゾ OO広場 マイクロソフト株式会社は、Windows Mobileを搭載したスマートフォンの発売一周年を記念し、「ウィンドウズ ケータイ一周年記念イベント」を12月19日~20日に丸の内オアゾ OO広場にて開催する。 同イベントでは、「ウィンドウズ ケータイを体験しよう!」と題したコーナーが設置され、ウィルコムのW-ZERO3やNTTドコモのhTc Z、ソフトバンクモバイルのX01HTなどでインターネットへのアクセスや、電子メールの作成などスマートフォンの機能を体験できる。また、ステージではWindows Mobileを搭載したスマートフォンの基本機能から活用法までを解説するミニセミナーなどが開催される。 会場は、セミナーの行なわれるミニステージを正面に、残り3方を通信事業各社の体験コーナーが取り囲む。 セミナーの開催スケジュールは以下の通り。12月19日の13時~17時台の0分と45分から「はじめてのウィンドウズケータイ」が15分間、15分から端末各社のミニセミナーが15分間開催される。20日には、10時と13時~15時台に19日と同様のセミナーが開催されるほか、12時からはNIKKEI NETのタイアップイベントとして「山田五郎的モバイル活用術」が開催される。
●3×3、3年で9倍の出荷量を目指す
同社は19日に報道関係者向けにイベントを開催し、執行役常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏がWindows Mobileの状況と展開を説明した。 同氏はまずワールドワイドの市場動向として、スマートフォン(コンバージ端末)の成長率が34.1%になるとし、ノートPC(18.6%)、携帯電話(5.8%)、デスクトップPC(3.9%)と比較して高い成長性を持っていると紹介した。その理由として、技術革新のほか、コストや生産性、パーソナリゼーションへの要求が高まっていることを上げる。 スマートフォンは2001年よりキャリアトライアルで端末(Orange SPV)の出荷が開始されたが、現在では115の事業者により世界50カ国で100種類以上の端末が販売されている。日本では、2005年にW-ZERO3が発売され、2006年にはW-ZERO3(2世代目)、W-ZERO3[es]、hTc Z、X01HTが発売され、合計3キャリア/5端末が発売された。そして、2007年には3キャリアで最低10端末の実現を目指すという。 同氏は、「海外ではビジネス向けにRIMなどのソリューションが定着しているが、日本はまだまだこれから。海外と比較して日本は3年遅れをとっているが、これからどんどん伸びていく市場である。また、Windows Mobile&Embedded Device事業部は1年前に初めて黒字転換し、6四半期黒字を続けるなど、着実にWindows Mobileを事業化しつつある」と、その成長性を強調した。 今後の目標としては、「2005年から2006年にかけて出荷台数は3倍に伸びていることを踏まえ、社内ではゴールとして“3×3”を設定した。2005年から2006年にかけてを初年度とし、これから3年間は1年毎に出荷台数を3倍にしていきたい。この目標を実現するために、パートナーである事業者、端末メーカー、ISV(独立系ソフトウェアベンダ)、IHV(独立系ハードウェアベンダ)各社と協力していきたい」とした。
□マイクロソフトのホームページ (2006年12月19日) [Reported by matuyama@impress.co.jp]
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