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XFX、初のOC版GeForce 8800 GTX/GTSビデオカード
~「Fatal1ty」ブランドの7600 GTも

「8800 GTX XXX Edition」

12月15日(現地時間) 発表

価格:オープンプライス



 米XFXは15日(現地時間)、初のオーバークロック版GeForce 8800 GTX搭載ビデオカード「8800 GTX XXX Edition」、および同GTS搭載「8800 GTS XXX Edition」を発表した。

 日本での発売はともに12月下旬。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ91,800円前後、71,800円前後の見込み。

 世界初となるオーバークロック版のGeForce 8800 GTX/GTS搭載ビデオカード。コア/メモリクロックは、GTXが630MHz/2GHz(リファレンスは550MHz/1.8GHz)、GTSが550MHz/1.8GHz(同500MHz/1.6GHz)。

 ビデオメモリはDDR3で、容量およびバス幅はGTXが768MB/384bit、GTSが640MB/320bit。そのほか、ファンシンクや電源部などの仕様もリファレンスに準拠するが、基板色は黒から緑に変更されている。

 PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。インターフェイスはDVI-I×2、HDTV出力を備える。

「8800 GTX XXX Edition」のパッケージ。右下の「XXX」のロゴに注目 「8800 GTS XXX Edition」のパッケージ。同じく「XXX」のロゴが印刷される 発表会では「8800 GTS XXX Edition」でSLIを構築しベンチマークをデモ

●初のFatal1tyブランドビデオカード

 また、12日(現地時間)付けで、「Fatal1ty」ブランドを冠したビデオカード「7600GT Fatal1ty Professional Series」を発表した。日本での発売は12月下旬。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後の見込み。

 ハードゲーマー「Fatal1ty」とのコラボレーションにより実現した初のFatal1tyブランドビデオカード。同社製のGeForce 7950 GTビデオカードに採用されていたファンレス機構を7600 GTに採用し、静音性と放熱性にこだわったほか、コア/メモリクロックをそれぞれ650MHz/1.6GHzにオーバークロック(リファレンスは560MHz/1.4GHz)し、性能を追求した。

「7600GT Fatal1ty Professional Series」 本体裏面。大型のアルミヒートシンクを装備する 「7600GT Fatal1ty Professional Series」のパッケージ

 ビデオメモリはDDR3で、容量は256MB、バス幅は128bit。PCとの接続インターフェイスはPCI Express x16。インターフェイスはDVI-I×2、HDTV/Sビデオ出力を備える。

 なお、Fatal1tyブランドのビデオカードについては今後ラインナップを拡充し、GeForce 8800シリーズなどにも順次展開していく予定。

 15日(日本時間)に都内で開かれた製品発表会では、XFXの香港支社 Vice PresidentのSunny Narain氏が出席し、日本での今後の市場展開について説明。同氏は、「我々は、日本市場に入って間もないが、参入にあたってシネックスのような販売パートナーとユーザーの支持が重要だと認識している。今後も日本のユーザーからより多くのフィードバックをいただき、製品の開発に反映していきたい」と語った。

香港XFX Vice President, Sunny Narain氏 製品紹介をした香港XFX Senior Account Executive, Violin Chan氏(写真右)とSenior Marketing Executive, Rita Lin氏(写真左)

□XFXのホームページ(英文)
http://www.xfxforce.com/
□製品情報(英文)
http://www.xfxforce.com/web/product/listConfigurationDetails.jspa?productConfigurationId=788979 (7600 GT)

(2006年12月15日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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